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池上彰 特別授業『君たちはどう生きるか』抜粋(12/13)[研究集会テキスト関連記事]

朝日新聞 「君たちはどう生きるか」 80年経て大ヒット(12/13)[研究集会テキスト関連記事]

2017文教研秋季集会参加者の声(11/28)[秋季集会参加者の声]

吉野源三郎「君たちはどう生きるか」関連記事(10/13)[研究集会テキスト関連記事] 

機関誌『文学と教育』第225号発行(7/27)[機関誌最新号]



 機関誌『文学と教育』第225号
( J-STAGE 登載準備中 )
 [目次] 
  大学セミナーハウス「利用者ご紹介」

(文教研は1970年以降、長期にわたり大学セミナーハウスを利用させていただいています。)
[参照] 


-----------終了 [参加者の声]-----------

2017年 文教研秋季集会

王様は裸だ! でも 「今さら、やめるわけにはいかない」
――
アンデルセン「皇帝の新しい着物」――


・特別報告 <文学教育の構造化>について考える ―― ブールリアゲ「太陽は四角」を対象に
・ゼミナール アンデルセン「皇帝の新しい着物」の印象の追跡
 

11月26日(日) PM 1:00~6:00
渋谷区勤労福祉会館

[詳細]
 

  『文学と教育』全既刊号(創刊号~224号)の J-STAGE登載完了
……半世紀余にわたり『文学と教育』誌に掲載された約3000編の記事にフリーアクセスできる…… 

巻号について
   ・[資料トップ画面の左列(表紙画像下)に<巻号一覧>が
表示される。
   ・本誌は本来「巻」をもたないので、号の発行年が巻として設定される。(例 2016巻224号)
   ・「+Vol.2016(2016)」は、「下位に号をもつ巻/(発行年)」を表す。(「2016」の重複)
   ・巻(Vol.)の前の+印をクリックすると、その巻に含まれる号(No.)が表示される。
[資料トップ]各標題の右端にあるアイコン<本文PDF>をクリックすると、記事が閲覧できる。
                              [詳細]


【年末例会予定】

12月26日、27日

川崎市総合自治会館

(武蔵小杉)



佐藤論文/
上田×鶴見対談

の検討



・ 総会 ・

[詳細]





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 池上彰 特別授業
『君たちはどう生きるか』


(別冊NHK100分de名著 読書の学校 12/30発行)

[「はじめに」抜粋]

    ★今日の国語教育が抱えている諸問題について考える
   熊谷 孝著『岐路に立つ国語教育―国語教育時評集 (復刻) [目次]/[語録]

  ★児童文学から成人文学まで ケストナー文学の全体像を浮彫りにする
   
『ケストナー文学への探検地図――「飛ぶ教室」/「動物会議」の世界へ
    文学教育研究者集団 著 (こうち書房刊)                 [Book Review]


 
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       《再読》 巻頭言                  『文学と教育』 №140  1987.5
    
    現代日本語への関心を    副委員長 夏目武子

 '86年冬季合宿研究会で、児童・学生の言葉操作のありようが話題になった。印象に強く残っているのは、「ワカンナイ」「ベツニ……」と、思索拒否、対話拒否をもたらしているとしか考えられないような言葉づかい。また、「パンチをきかせる」という効果が優先し、鼻濁音のもつ日本語の美しさが葬り去られようとしていること等々。
 思索拒否、対話拒否、鼻濁音の喪失――すでに、ある評価の上に立って、現在の言葉をめぐる現象をとらえていることになる。鼻濁音の響きは美しいのか? 鼻濁音にしなければならない理論的根拠は何か? がなりたてるような強烈なリズムに快感をおぼえる若者に、鼻濁音を使う意味を納得させる用意があるのか?
 大変気になる若者たちの言葉づかいが話題になったのだが、文教研の場合、それが愚痴に終らずに、私達自身の取り組むべき課題として、とらえ直される。教師自身の学力を問い直す方向に発展する。冬季合宿研究会もまた、そうした研究会であった。
 さまざまな課題を背負って、八王子の大学セミナー・ハウスから帰った翌日の朝日新聞(12月29日付)に、「'86世相語年鑑」がほぼ一ページにわたって掲載されていた。おのずから目が向いてしまった。
 『現代用語の基礎知識』選の'86年新語・流行語大賞が紹介されていた。<新語>の部では、金賞=究極、銀賞=激辛、銅賞=ファミコン、<流行語>の部では、金賞=新人類、銀賞=知的水準、銅賞=亭主元気で留守がいい。この他大賞等々。
 流行語定着のメドは、そのことばが芸能欄、文化欄から社会面に移ったときといわれる。「情報化が進んで、大人と子どもとの境が不分明になりつつあるのではないか。」「小学校五、六年生ぐらいにうけているものは中学生、高校生、果ては大学生や社会人にまで広がる」云々と、編集委員は分析している。
 こうした分析を読みながら、「ワカンナイ」という言葉は、もともと幼児語ではなかったかな、とも思ってみる。それが「いいとし」をした人までが使うのは、なぜだろう?
 「わからない」。未知の世界に魅力を感ずる私はこの言葉にこだわりつづける。
 独占資本による人間の疎外状況は、たしかに、つかみにくい。まさに「ワカンナイ」と言いたいほどだ。が、わからないことがあるからこそ、わかろうとして抽象的な思想への情熱を燃やすのではなかろうか。「わからない」ということは、必ずしもマイナスを意味しない。決定的なマイナスは、独特な甘ったるい、鼻にかけたエロキュ―ションで発声する「ワカンナイ」という言葉に酔い、そこにあぐらをかいてしまうことであろう。そこには、抽象的な思想への情熱に己を賭けるロマンチシズムがない。流行語に見られる一般的傾向とも言えよう。
 「主題が何かといういことが初めから分かっているのなら『なにもわざわざ詩を書く必要がない』」(熊谷孝『芸術とことば』)。若い詩人の言葉を引用しての、文学とは何かを鋭くえぐったこの指摘が想起される。
 昨秋以来、私たちが取り組んでいる「現代史としての文学史」の共同研究の中間報告が、本誌の前号から掲載され始めた。テキストは『現代文学にみる日本人の自画像』。ここで指摘されているように、内海文三(『浮雲』の主人公)の「どうしたものだろう?」という問いは、後続の世代に受け継がれ、問い直され続けている。わからないからこそ作家は作品を書いているのだ。それぞれの作家が、自己の文体を模索、創造する営みを通してである。
 第36回全国集会は、言文一致というきり口から、この文体の歴史を探ろうとする試みである。現代の言文一致をあるべき姿において実現するためにである。現代日本語の創造の完結者としての意識を明確にするためにである。(20171216)

 
 
     [《再読》巻頭言]

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