1958年創立 Bunkyoken  
GROUP OF SCHOLARS FOR LITERATURE EDUCATION
文学教育研究者集団 略称:文教研》 [サイト・マップ]
最終更新日 2019年1月17日  [更新履歴] ▼頁末尾へ     

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熊谷孝略年譜に【資料】を追加(1/17)[熊谷孝略年譜]

【資料】正木信一・国字問題に寄せて(1/14)[「法政大学新聞」1939.1.5]

熊谷孝著作:文学と教育(1/11) [三一書房「日本児童文学体系 月報1」1955.6]

〈対談〉教育の転機と国語教育の未来像(1/6) [三省堂「高校 国語教育」1967.6]

〈座談会〉文学教育の基本点(1/5) [筑摩書房「国語通信」1965.4]

熊谷孝著作:説明文体と描写文体(1/3)[大阪児言研講演・補 1973.10]

熊谷孝著作:正木信一・国字問題に寄せて(紹介文)(1/3)
[「法政大学新聞」1939.1.5]

熊谷孝著作一覧本文へのリンク整備(1/2) [熊谷孝著作一覧]

《資料》「学習指導要領」批判の論拠 (12/4) [学習指導要領…論拠]

《資料》「学習指導要領」批判の軌跡 (文教研) (11/21) [学習指導要領…軌跡]

機関誌『文学と教育』第226号発行(7/11) [226号目次] →J-STAGE公開(12/25)
 
【内容】

○井筒満:文学教育の原点と対話精神
○荒川由美子:井伏鱒二『さざなみ軍記』の印象の追跡
○西平薫:井上ひさし「ナイン」――今こそ、真の〝対話精神〟を文学教育で
○小出陽子:四谷「新道」をめぐって――井上ひさし「ナイン」の舞台
○金井公江:<自発的隷従>からの解放―主体性の回復を目指して―
(井筒満特別報告)
        文学教育の課題と「構造化」という視点
○成川日女美:アンデルセン「皇帝の新しい着物」の印象の追跡
               
  ――それからそれへひそひそ伝わってゆきました
○夏目武子:『平家物語』を読む その11

 『文学と教育』創刊号~226号本文を J-STAGEで閲覧することができます。
     アクセスの方法は下記[J-ST
AGE 利用法]を参照してください。
                     [J-STAGE 利用法] [『文学と教育』巻号一覧]
                         
文教研〔私の大学〕第67回全国集会終了。(8/7)
---終了---
 
文教研〔私の大学〕第67回全国集会


バトンを渡すもの 受けるもの

――吉野源三郎『君たちはどう生きるか』
     羽賀翔一『
漫画 君たちはどう生きるか』

期日:2018年8月5日~8月7日
会場:大学セミナーハウス
(東京・八王子)
[プログラム]

[参加者の声]


≪特集≫

『君たちはどう生きるか』 (吉野源三郎):作品と作者をめぐって
作品を読む/作者の生涯と仕事/さまざまな評価/検討課題メモ
付・関連作品

[目次]



大学セミナーハウスのHP文教研の紹介が掲載されています。
文教研は1970年の第19回全国集会以来、およそ半世紀にわたり、
大学セミナーハウスを利用させていただいています。[https://iush.jp/feedback/2017/11/]



 
〔新刊紹介〕 
野崎 歓 『水の匂いがするようだ 井伏鱒二のほうへ (集英社 2018.8刊)
 (本文より)ユーモア小説として、さらには「ナンセンス」小説として読むことも可能な些末さや浮薄さをも帯びながら、しかし初期の井伏作品は二十一世紀の読者にとって思いがけないほど新鮮で強い感動を与える。それがはるかのちに訪れる「高度成長」の時代とは対極的な先行きの不透明さと不況感を背景に、若者の孤独を中核とした物語群であることもその大きな一因だろう。
[抜粋]
 
紅野謙介著『国語教育の危機――大学入試共通テストと新学習指導要領 
(ちくま新書 2018.9刊)
(同書カバーより)「大学入試センター試験」に代わって新しく導入される「大学入学共通テスト」。試行テスト等の内容を見る限りでは、本当に国語の大学入試問題なのかと首をかしげたくなる。新テストは、「新学習指導要領」の内容を先取りする形で作成されており、これが文部科学省の目指す理想形だとしたら、いま国語教育は重大な危機に瀕していると言えよう。「大学入学共通テスト」と「新学習指導要領」をつぶさに分析し、そこからいま見える国語教育が抱える問題点を指摘し、警鐘を鳴らす。

[抜粋]

  勝又 浩著 『山椒魚の忍耐――井伏鱒二の文学 (水声社 2018.10刊)
(同書より)戦争のために旗を振らなかった井伏鱒二は、平和のためにも旗は振らない人なのだ。しかし、それ故にこそ、それはこの人々の不幸、日本そのものの不幸、そしてそういう不幸を作りだしてしまう、戦争を繰り返す人間そのものの悲しみにまで届いた小説家なのだ。 

  


【例会予定】

2019年
1月26日

川崎市総合自治会館
(武蔵小杉)

熊谷孝論文の検討
(2)

[詳細]



N
Nさんの
例会・集会リポート

例会テキスト

1/12例会用
・「イメージの変革をこそ」
・「文章意識をはぐくむために」

1/26例会用
・「母国語文化への愛情…」
・「文学と文学教育の間…」

2/9例会用
・「文学教育の理論と方法」
・「文学の授業―その創造と…」

2/23例会
・「歴史小説の発見―『羅生門…


  熊谷孝著作一覧
  (Ⅰ) 1934~1960
  (Ⅱ) 1961~1970
  (Ⅲ) 1971~1980
  (Ⅳ) 1981~1992

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   ★児童文学から成人文学まで ケストナー文学の全体像を浮彫りにする
   『ケストナー文学への探検地図――「飛ぶ教室」/「動物会議」の世界へ
      文学教育研究者集団 編 (こうち書房刊)
                     [Book Review]

  ★今日の国語教育が抱えている諸問題について考える
   熊谷 孝著『岐路に立つ国語教育―国語教育時評集        [目次]/[語録]

  ☆ 【全国集会】 ☆ 【秋季集会】 ☆ 【研究例会史】   ☆ 【文教研・究基本用語説】   ☆ 【文学と教育ミニ事典】 「創造主体/本来の読者/読者の視点」他   ☆ 【『文学と教育』総目次】 創刊号からの詳細目次
   《再読》  巻  頭                  『 文学と教育 』 №196  2002.11
  
 
   「期待される人間像」の今日版   夏目 武子

 九月二二日付朝日新聞トップ見出しは「教師の九割 改革に『不満』」。「文部科学省の教育改革について、全国の公立中学校の教員、校長のうち97%が、『もっと学校の現実を踏まえた改革にしてほしい』と考えていることが、研究者らの調査でわかった」。アンケートの自由記入欄には、「机上の空論」「方針のぶれ」「上からの押し付け」などという「改革」への教師の批判が記されていたという。 「学校荒廃現象」の打開策を求めるというより、五五年体制下に始まる反動教育路線が、より強力に進められたから、こうした厳しい指摘がなされたのであろう。
 教育政策も政治・経済情勢と無関係ではない。立命館大学人文科学研究所刊『総合現代史年表』の〈俯瞰図〉により、大きな流れをたどってみたい(ここでは教育現象に絞る)。
 経済成長時代に入った五〇年代は、「平和・民主主義をめぐる保革対決の展開」。民主的な教育運動の高まりと、教育反動化の急速な進行(後述)と。六〇年代に入ると、「能力主義教育政策の展開による差別・選別の教育が進行し、教育の歪みの顕在化」。それが七〇年代に入ると「入試競争の激化、高校間格差の拡大」となり、八〇年代は「児童の画一的管理、偏差値教育・管理教育の強まり。進学塾等の教育産業の盛況。長欠・不登校・脱学校、いじめ、校内暴力の増加」。九〇年代教育は「教育荒廃・学校荒廃現象の蔓延と打開の混迷」(「 」内は年表による)。
 先に反動教育政策と記したが、それは必ずしも戦前回帰を意味しない。つぎのような天皇制に対する指摘と重なると思う。「日本の支配層は、経済大国の実現という現実によって、『近代化』論を国民統合の支配的イデオロギーとして獲得するが、それを補完するナショナリズムのシンボルとして天皇制を利用する。この天皇制は権力の主体としての天皇制ではなく、伝統と文化の象徴としての天皇制であった」(歴史科学協議会編『日本現代史』二〇〇〇年青木書店刊)。こうした文脈での反動文教政策を、私は〈期待される人間像〉に感じるのだ。周知のようにその第四章は「国民として」、第二項は「象徴に敬愛の念をもつこと」となっている。
 五〇年代には、教育二法成立、教科書問題、教育内容への干渉。後半には教育委員会の任命制、勤務評定・管理職強化、道徳教育義務化など。六一年、財界が技術教育振興、「能力主義」教育の要望。そして、一九六三(昭和38)年六月、時の文部大臣から中央教育審議会に、「後期中等教育の整備拡充」についての諮問。その理念としての「期待される人間像」(六五年一月中間草案発表、六六年九月最終報告)が発表された。
 今夏の全国集会の挨拶でもお話ししたように、「後期中等教育の整備拡充」・「期待される人間像」は誰にとってのそれであるかと、文教研例会で問われたことが印象に強く残っている。肯定できる部分もある、納得いかない部分もあるという部分主義ではなく、どんな立場にたっての発想なのか、それが問題であると。財界、独占資本、大企業――こうした側の要請に見合う教育政策・理念であることが話し合われた。
 最近「心のノート」を読んでいて、これこそ〈期待される人間像〉の今日版だと思った。全国集会井筒満氏の基調報告で紹介された「ショッピングモール・ハイスクール」は、後期中等教育の多様化構想の行き着くところであろうか。財界の必要とする人材教育は、能力主義により、教育の中にも競争原理を持ち込み、それに打ち克つエリートの養成であろう。その結果の教育荒廃であることを、年表の言表は証明しているといえよう。今回も、それの打開策ではなく、エリート教育をさらに推し進め、荒れた心を「心のノート」で補修するという構想。すべての子どもの成長を願い、「人間として面白味のある人間」に育ってほしいとねがう現場教師の気持ちを逆なでするものである、と思うこのごろである。
 九月の朝日「声」欄に十四歳の中学生の声が三篇掲載。確かな眼で現実を直視している。私は元気付けられた。リアリズム志向のロマンチシズムの眼で現実を凝視し続けたい。    (20190106)
 
 
----------------『文学と教育』の「巻頭言」欄は196号をもって終了---------------- 
 
    [《再読》巻頭言]  

    

















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