N さんの例会・集会リポート (番外編) 
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  会員(含、関係者)有志、急遽「年越し派遣村」にカンパ
  
湯浅誠著『反貧困――「すべり台社会」からの脱出』検討のあとに
 
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明けましておめでとうございます。
本年もよろしく御願いいたします。

文教研のNです。

冬合宿で湯浅誠さんの『反貧困』を読み合ったわけですが、2008年の年末はその日本の貧困状況が目に見える形で提示された形になりました。
湯浅さんたちの運動の仕方、見えにくいという性質を持つ「貧困問題」を目に見えるかたちにして社会に問題提起する、そして、バラバラにされている人々に連帯の場を提供する、そうした姿勢と発想の現場を見せてもらっている感じです。

そうした中、会員に中から何かできることはないか、ということで年末にカンパを募ってくれた方がいらっしゃいました。以下にその結果を報告したメールをいただきましたので、ご紹介します。個人であって個人でない、できることをできる場所で、という意味で、個人名は伏せさせていただきました。


*****12月31日付け

文教研メールを読み、なにかしなければという思いから、行動に踏み切れました。みなさんに呼びかけ、短時間でしたが、\53,000も集まりました。みなさんも、何かしなければ思っていらっしゃったからだと思います。Aさんたちが、たくさん電話掛けをしてくれました。会員13名、会員外(家族、親戚、友人など)14名。先ほど、銀行ATMから送金。ATMですと、カンパされた方のお名前を記入することができません。また、カード本人の名でないと送金できませんので、個人名で送金。実行委員会に問い合わせ、そこ宛手紙を書き、私個人のカンパでないこと、27名分であること、そして、そのお名前を記しました。
とにかく年内に送金することを考え、会員の方でお留守、あるいは電話の通じない方には連絡できませんでした。
本日送金しても、銀行からは5日にしか受け取れないとのこと。お金を借りて運営していますので、送金は大変ありがたいと実行委員の方がおっしゃっていました。有効に使ってくださると思います。
あれやこれやで、予定していた掃除ができませんでしたが、誇りを持ってこの正月はホコリとともに過ごすことにします(ホンネは掃除嫌い)。

〈文教研メール〉2009.1.7 より


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