第62回文教研全国集会 参加者の声
第62回全国集会会場風景
 第62回の文教研全国集会が2013年8月5日から7日までの3日間、東京・八王子の大学セミナーハウスで行われました。統一テーマは《真の社会人になるために森鷗外「高瀬舟」・井上ひさし「夢の裂け目」(東京裁判三部作より)》。以下は、参加した方々から寄せられた感想です

 めて参加しました。三日目だけの参加だったのですが、とても勉強になり、また、自分自身ももっと勉強しなければと思いました。
 「高瀬舟」自体を「面白い」話だとあまり思っていなかったのですが、今日一日を終えて、もっと勉強しておこうと思い、二学期どういう授業をしようか、楽しみになってきました。安楽死より個人的には貧困の問題が、こんなことが描かれているとあまり考えたことがなかったので興味を覚えました。つまり今まで通り一遍の読み方しかしていなかったということなのですが……。
 また、皆さんにいろいろなものトマトや最中や、を頂きました。あたたかい雰囲気で、それに背中を押されるように発言もさせていただきました。どうもありがとうございました。(G.Y.さん 男性)


 回も参加してみてよかったと思いました。
 日頃教材を深く考えずに授業をしている中で、この集会でのいろいろな資料、お話を聞いたことを二学期からの実践に生かしていきたいと思いました。
 ありがとうございました。(M.N.さん 男性)


 数回にして初めて、一日目の基調講演を聴きのがし、残念です。なんだかとっても損をした気分です。でも、二日目の「夢の裂け目」は、まさに蒙を啓かれるというのに相応しいものでした。集団で読むことの醍醐味を満喫させてもらいました。読むほどにわかってくる台詞の面白さ、テーマの重さ、一人では決して到達し得ない深みを垣間見る楽しさ、これらは、作品に描かれている時代のみならず、作品が描かれた時代から現代までを追及する、文教研ならではと私が勝手に考えている方法によるのでしょう。三日目、時代はさらに遡ります。三つの時代がどんな絵巻となって繰り広げられるのか、そして、私自身がどこまでついて行けるのか、楽しい旅は、これからも、まだ続きます。(M.Y.さん 女性)


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