初期機関誌から
文学と教育 第33号 1965年5月20日発行 |
あとがき |
『文学と教育』32をおとどけしたのは、一九六四年三月のことでした。それから一年二カ月、なまけていたわけではありません。その時間と労力を『文学の教授過程』につぎこみました。毎土曜は終電、春・夏・冬の休みには、突撃研究会。苦しい一年間でした。その研究成果が、ようやく集成されたわけです。約一年間『文学と教育』の発行を停止した罪のつぐないはしたつもりです。どうか、ご批判ください。
ふつうならここでひと休み、というところでしょうが、文教研の面々、まだスタミナは十分。さっそく中学校編にとりかかりました。この号では、さしずめ、そのとりくみ方を察していただければと思います。 一年間、地方会員の方々にご無沙汰いたしましたことを、ふかくおわびします。今年度は、中学校編に精力的にとりくむと同時に、夏の研究集会・関東民教連への参加なども予定しています。ひとりでも多くの方に、どこかでおめにかかれることを楽しみにしています。なお、『文学と教育』も、できるだけ発行回数を重ねたいと思っています。 |
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