初期機関誌から

文学と教育 第32号
1964年3月15日発行
 文・教・研 春の研究会
 私たち東京グループは、毎月、第一土曜日と、第二土曜日とは、実践研究会、さらに、第三土曜日、第四土曜日には西鶴・太宰を中心としたセミナーをおこなってきました。
 それらの学習を基礎に、文・教・研 当面の課題である「文学教育の体系化」にめどをつけるため、春の休みを返上して、左記の日程で研究会をいたします。その成果は、夏の集会で、批判していただく予定にしていますが、地方会員の方で、もし、ついでがございましたら、ぜひおたちよりください。

○ ところ  武蔵野市境南町四-一四三一 エルム荘
○ と き  三月二十六日 午後二時〜夜にかけて
       三月二十九日 午前十時〜夜にかけて
       四月一日・二日  合宿予定
○ 検討を予定している作品   
イ 日本民話(岩波少年文庫)
ロ アンデルセン(岩)
ハ せむしの子馬(岩)
ニ 金の魚〈プーシキン〉(岩)
ホ 火の鳥(岩)
ヘ ドリトル先生アフリカゆき(岩)
ト ジャンバルジャン物語(岩)
チ 西遊記(岩)
リ ヴィーチャーと学校友だち(岩)
ヌ 福翁自伝
ル 続 ガリバー(岩)
オ 中野重治詩集
ワ 今昔物語
         などなど
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