初期機関誌から

「文学と教育」第25号
1962年8月20日発行
  四者共催 山中湖集会 

 八月七・八・九日と、山中湖でおこなわれた、四者共催の合宿研究集会は、例年のように、北は北海道、南は九州からおおぜいの仲間が、そして、東京からは、熊谷先生をはじめ、文教研のメンバー九名が参加いたしました。
 佐伯(東京) 千葉(宮城) 鈴木(千葉)各氏からの実践報告を中心に討議をすすめましたが、その内容、雰囲気ともに、今までにないもりあがりをみせました。
 すばらしかった三氏の報告内容を、この号(bQ5)で紹介できず残念ですが、いつか、機会をみておしらせしたいとは思っています。なお、報告の要約と、討議の総括は、、『生活教育』誌上に、荒川氏が報告するはこびとなっています。ぜひご参照ください。
 会場が、富士のふもと、山中湖湖畔、宿舎はバンガロー、ロマンスの一つもうまれようというところです。が、毎日、実弾演習の大砲のとどろきで目をさまし、神経をとがらす、そのなかでの民間団体の研究集会、まったくアンバランスな組合せで、エピソードもたくさんあります。しかし、ここでは、新会員の方々の感想のいくつかを紹介するにとどめます。そこから、雰囲気、内容を感じとっていただきたいと思います。
 (編集部)


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