初期機関誌から

「文学と教育」第24
1962年5月31日発行
  研究活動  

※3月11日……墨田・東吾嬬小学校
  報告 鈴木 勝
  司会 荒川有史
※4月7日……荒川・第三瑞光小学校
  報告 佐藤和男
  司会 蓬田静子
※4月22日……法政二高
  報告 佐藤和男
  司会 佐伯昭定
※5月27日……明星学園
  報告 福田隆義 鈴木 勝 佐伯昭定
  司会 内藤哲彦

 右の研究例会は、主として、ジョン・デューイ『経験としての芸術』第三章 経験するということ、および、第六章 実態と形式 をめぐって討論がおこなわれました。
 なお、この延長として、7月22日に、次回を予定してあります。

 前記の例会と併行して、日生連・全青教・同志会と共催で
※5月12日……教育大学
  ――生活教育・生活綴方における「生活」の今日的意義――
  寒川道夫氏が、生活綴方の視点から、報告・提案。
※6月2日……教育大学
  ――第二信号系理論と文学教育――
  荒川有史氏が、報告・提案。
 両氏の報告・提案で、私たちの主張を、共催団体のおおぜいの方に、聞いていただきましたし、さらに、第五回文学教育研究会を、6月17日に開催し、他団体との交流をはかることにしています。
 なお、それらの成果をふまえ、夏の四者共催の合宿研究集会にもぞみたいと張りきっています。鈴木・佐伯、両氏は、すでに報告のレジュメの執筆中。

 どうか、ご期待ください。

HOME「文学と教育」第24号初期機関誌から機関誌「文学と教育」