初期機関誌から

「文学と教育」第20号
1961年5月20日発行
 夏の研究集会は、丹後宮津で  

 まげにまげられ、まがりにまがった、新指導要領コースを、それとは自覚せずに、あるいは、あきらめてか、おかたの現場は突っ走りはじめた観があります。
 こうした状況のなかで痛感することは、私たちめいめいが確かな理論をもつということであります。すぐれた実践をもちよって、それを理論化していくということであります。
 私たちの、この願いへの跳躍台として、昨年四月、小金井での第一回合宿研究会、四者で共催した夏の集会に続いて、第三回合宿研究集会を

○ 会期  八月七・八・九・十日 三泊四日
○ 場所  京都府下宮津市

に予定して、日生連、全青教・同志会と私たち文教研で、具体案を検討中であります。
 全青教国語部会で語りあった皆さん、小金井集会で通じあえた皆さん、また、昨年夏の集会で仲間になった、おおぜいの方々のご参加を、お待ちしています。

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