初期機関誌から

「文学と教育」第5号
1959年3月5日発行
編集後記 

 bTの発行、またまたおくれてすみません。

▽ おくれましたが、熊谷先生の玉稿をいただけたのが大収穫でした。(と、断言してもよろしいでしょうか?) 「国語教育としての文学教育」は、近刊予定の『国語教育と文学教育』のトップ原稿です。

▽ ご迷惑をおかけした 全国青年教師連絡協議会文学教育部会報告は、『カリキュラム』の三月号に掲載しております。熊谷先生の講演が次号に廻され、熊谷・木村・サークル編集部の順でまとめた報告が弱いものになっておりますが、ご検討ください。(A)

▽ 十一日 西鶴研究会(荒川さん宅)

▽ 春の雨が降って、せわしく季節が移ろうとしているのに、ガリを切る鉄筆はチチとして運ばず。おそくなってしまいました。テメーの技術の事を考えずに安請けあいをしたことを悔いました。

▽ 大方の勢いは、新指導要領は無批判に受け入れられつつある。我々はくり返してこれに批判を加えて来た。この批判を力とするためにも、と考えます。

▽ 教育研究所主催の新指導要領研究会に参加された方は、感想をお寄せくださるよう願います。(O)

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