文教研[私の大学] 第51回 全国集会 |
文学史を教師の手に
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“文学教師”――それは、自身に文学を必要とし、また、文学の人間回復の機能に賭けて、若い世代の“魂の技師”たろうとする人々のことである。そういう人々の中には、当然、学校教師もいるだろう。当然また、人の子の親や、兄や姉もいるだろう。限界状況の一歩手前まで追い込まれた、日本の社会と教育の現状は、今、まさにそうした人々の文学教育への積極的な参加を求めている。 | ||
文学教育研究者集団 |
■ 期 日 2002年8月5日、6日、7日 ■ 会 場 東京都八王子市下柚木1987-1 大学セミナー・ハウス *無事終了しました。集会の記録は、「文学と教育」196号(11月発行)に掲載されています。 |
■ 統一テーマ 現代市民社会と文学 U――〈文体の喪失〉を越えて |
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「人間は自分の文体(文体的発想)というものを持ってこそ、主体的、個性的にものごとを考えることもできる。」これは、『文体づくりの国語教育』(三省堂/1970年刊)の中にある熊谷孝氏の言葉です。 |
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■ 日 程 |
5日 | 6日 | 7日 | ||
午前 | 9:30 12:00 |
・「原爆を許すまじ」 ☆中間総括 3.ゼミナール: 大江健三郎『芽むしり仔撃ち』 〈チューター〉 井筒満、高澤健三 〈報告グループ〉 荒川有史 荒川由美子 伊藤洋子 岩崎晴彦 香川智之 金井公江 佐伯昭定 佐藤嗣男 椎名伸子 芝崎文仁 嶋田順子 朱通節子 鈴木益弘 中野斉子 夏目武子 成川日女美 西平薫 野口貴年 橋本伸弥 樋口正規 福田隆義 松浦麻紀子 森田高志 |
☆中間総括 4.ゼミナール: 『芽むしり仔撃ち』(続き) 5.あいさつ 副委員長 金井公江 午後4時終了 |
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午後 | 1:00 4:30 |
午後1時開会 1.あいさつ 委員長 夏目武子 2.基調報告 @戦後近代主義との対決 井筒 満 A文体の喪失と回復 佐藤嗣男 ※生活案内 |
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夜 | 7:00 9:00 |
フリートーキング@ 〈私と大江文学〉、『「自分の木」の下で』など、もろもろ 【参加自由】 |
フリートーキングA 〈私と大江文学〉、『「自分の木」の下で』など、もろもろ 【参加自由】 |
■ 参考文献
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