トピックス ■[2009.04.08]「文教研・基本用語解説」、国会図書館Dnaviからリンク
■[2009.01.07]会員(含、関係者)有志、急遽「年越し派遣村」にカンパ
■[2007.12.17]ケストナー博物館に関連資料を提供
■[2007.08.09]「国文学 解釈と鑑賞」 芥川龍之介特集号に二氏論文掲載
[2007.04.02]「教育基本法改悪に抗議する」文教研声明を発表
[2006.03.05]「文学と教育」bU5〜122電子テキスト化完了
[2006.02.18]2006.02.18電子図書館サービス利用方法が変わります
[2005.11.10]機関誌「文学と教育」、年2回発行に!
[2005.01.16]『ケストナー文学への探検地図』ブックレビュー第一号
[2004.12.18]『ケストナー文学への探検地図』“選定図書”に
[2004.11.14]『ケストナー文学への探検地図』刊行
[2004.07.25]文教研HPのアドレス(URL)変更
[2004.05.25]『言語的な、あまりに言語的な―現代社会とことば』刊行
[2004.05.09]荒川由美子氏の『みるよむ 生涯臨床心理学』(共著)刊行
[2004.02.26]誌友・大内氏のCD「日本の名歌の世界」

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「文教研・基本用語解説」、国会図書館Dnaviからリンク [2009.04.08]
国立国会図書館データベース・ナビゲーション・サービス(Dnavi)では、このたび本HPの「文教研・基本用語解説」にリンクを設定した。Dnavi は、インターネット上に存在する各種データ・ベースを収集・登録、それらについて書誌情報(メタデータ)を作成し、リンクすることによって潜在的利用者をそのデータ・ベースの「入り口まで案内する」サービス。(2006年7月本格事業化された。)
「文教研・基本用語解説」は、「文学」分野(現在、25件)のうち「研究法・指導法・文学教育」(同、1件)に分類されている(「テーマ検索」)。
これを機に、従来の「文教研・基本用語解説」は「文教研・文学教育研究基本用語解説」と改題、装いを新たにして再スタートした。
[文教研・文学教育研究基本用語解説] [Dnavi]
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会員(含、関係者)有志、急遽「年越し派遣村」にカンパ [2009.01.07] 
年末、ちょうど冬合宿で『反貧困』(湯浅誠著)を読み合っている頃、湯浅誠さんたちによって東京・日比谷公園に「年越し派遣村」が設立された。合宿終了後、会員の中から自発的にカンパ募集の声があがり、年の瀬の2〜3日間で会員およびその家族・親戚・友人から53,000円余が集まった。年内に「村」宛、送金することができた。
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ケストナー博物館に関連資料を提供 [2007.12.17]
ケストナーの生地ドレスデンにあるエーリヒ・ケストナー博物館(エーリヒ・ケストナー・ムゼーウム)事務局からの依頼に応えて、文教研のケストナー関連資料一式を同博物館に提供することになりました。提供資料には、『ケストナー文学への探検地図』のほか、機関誌「文学と教育」のケストナー特集号、および関連記事掲載号など多数が含まれる予定です。

2000年に開館した同博物館には、日本からも多くの見学者が訪れるということです。担当の方から、多様な顔をもったケストナーに対する見学者の理解をより深めるための閲覧資料としても利用させてほしい、というコメントがありました。
[機関誌のケストナー関連号] [Erich Kästner Museum]
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「国文学 解釈と鑑賞」 芥川龍之介特集号に二氏論文掲載[2007.08.09]
「国文学 解釈と鑑賞」9月号は「芥川龍之介再発見 没後80年」という特集を組んでいます。冒頭の宮坂覺・関口安義両氏による「対談 世界にはばたく芥川文学」に続く諸論文の中に、文教研会員2氏の論考も含まれています。
  ○荒川有史「松尾芭蕉 芥川文学の基底に見る風狂精神」
  ○佐藤嗣男「『侏儒の言葉』試論 市民社会成立史の視点から」


【9月号 扉の言葉】
芥川龍之介は、今年没後八十年に当たる。その人気は依然衰えず、高等学校国語教科書『国語総合』は、二〇〇七(平成一九)年版の二十六種すべてが芥川の初期作品「羅生門」を採用している。また、冷戦後、海外での芥川受容が高まり、ロシア語・英語・中国語・韓国語・ベトナム語などに芥川の新訳が相次いで登場、それに伴い、研究も活性化しつつある。本特集はそうした点を踏まえ、内外の芥川文学再発見の動向を押さえながら、二十一世紀の芥川像を探るものである。
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「教育基本法改悪に抗議する」、文教研声明を発表[2007.04.02]
昨年暮れ教育基本法「改正」案が国会で強行採決されました。これに対し文学教育研究者集団は抗議声明を発表しました。[声明]
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〔お知らせ〕「文学と教育」bU5〜122電子テキスト化完了[2006.03.05]
国立情報学研究所(NII)では文教研機関誌「文学と教育」のバックナンバーの電子化テキストを進めてきましたが、このほど、その第二期分第65〜122号の電子化が終了しました。電子図書館サービスによって利用できる号は、これまでの分と合わせて第65〜203号(最近号)となりました。利用方法については、下記の【お知らせ】[2006.02.18]を参照して下さい。
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〔お知らせ】電子図書館サービス利用方法が変わります[2006.02.18]

国立情報学研究所(NII)の電子図書館サービスは、2006年4月から、概略下記のような新しいシステムのものとに、再スタートすることになりました。(すでに2005年度から移行措置がとられています。)

     NII 学術コンテンツ・ポータル(GeNii ジーニィ)
           ↓
       NII 論文情報ナビゲータ(CiNii サイニィ)
              ↓
         NII 電子図書館(NII-ELS エヌ・アイ・アイ・エルス)


これに伴い、NII電子図書館を通じての「文学と教育」(文教研機関誌)バックナンバー(以下、「文学と教育」という)を利用する場合、原則として有料となります。

NII 電子図書館サービスで提供される資料には、各学会の決定によって、「有料公開」「無料一般公開」の区別があり、さらに、「有料公開」には「機関定額制許諾」のものと、そうでないものとがありますが、「文学と教育」の場合、「有料公開」かつ「機関定額制許諾」となっています。

NII HPより部分転載】

電子図書館(本文)を利用するには
  • 本文を利用するには、下記の3つの方法があります。
    1. 機関定額制を契約している機関から利用する
    所属機関が機関定額制を契約している場合は、適用条件が「無料一般公開」の他、 「定額許諾」の本文も無料でご利用いただけます。「有料公開」(定額許諾なし)の本文の閲覧には2.2サイトライセンス個人IDの登録が必要になります。
    機関定額制をご契約いただいている機関一覧はこちらからご確認いただけます。機関定額制をお申し込みになる場合はサービス案内>機関別サービスについてをご覧ください。
    2. 個人ユーザとして登録する
    こちらからユーザ登録をしてください。
    2.1. 個人ID
    年間登録料 は2,100円(税込)です。「無料一般公開」のものは無料で、「定額許諾」「有料公開」のものは規定の利用価格でご利用いただけます。
    くわしくはこちらをご覧ください。
    2.2. サイトライセンス個人ID
    所属機関が1.の機関定額制を契約している場合は、こちらがご利用いただけます。登録料が無料になります。
    くわしくはこちらをご覧ください。
    ※学会員の利用価格
    個人ユーザの登録時(または登録後)に所属学会をご登録ください。所属学会の雑誌については「学会員」の価格でご利用いただけます。
    3. 登録せずに一般ユーザとして利用する
    「無料一般公開」の部分はユーザ登録なしでご利用いただけます。それ以外のものはPay Per View(PPV)料金でご利用いただけます(クレジットカード払い)。 ただし、料金が登録ユーザよりも割高になります。年間5論文以上ご利用になる場合には、ユーザ登録をお勧めします。
    また、詳細な論文情報(引用情報、抄録、雑誌所在情報 等)はご利用いただけません。
  • 利用についての詳細はサービス案内をご覧ください。


【「文学と教育」を利用する場合】

○ 文教研は「文学と教育」の機関定額制を許諾していますので、利用者の所属する機関がNIIと機関定額制を契約している場合には、利用者個人の料金の負担はありません。(上記「1.機関定額制……」)

○ NIIに個人として利用登録の上、「文学と教育」を利用する場合、以下の費用が必要です。(上記「2.個人ユーザ」の「2.1. 個人ID」)
・NII年間登録料      2,100円
・NII等手数料 1論文      52円
・著作権使用料 1論文   105円(文教研会員は無料)

○ NIIに利用登録することなく、その都度払い(PPV)で「文学と教育」を利用する場合、以下の費用が必要です。(上記「3.「登録せずに……」)
・NII等手数料 1論文    525円
・著作権使用料 1論文   105円(文教研会員は無料)

※ 表紙・目次・お知らせ記事などは、無登録・無料でここから参照できます。
「文学と教育」への入口   
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〔お知らせ〕機関誌「文学と教育」、年2回発行に![2005.11.10]
教養と書いてハニカミとルビをふりたいものだとは太宰治の言葉だが、世の中何かが狂っている。カネ、カネ、カネのマネー・ゲーム。村上ファンドと楽天のTBS株買い占め。自民一人勝ちの総選挙。九条改憲への足ならし。属国であるまいにの辺野古崎への米軍基地移転。アメリカが主(あるじ)のエセ民主主義踊り。恥もみさかいもなく、オン馬(ま)の背中に狐が乗って……。ひかれ者の小唄ではないが、世の中、太宰の苦悩がちっともわかっておらぬ。

何とか、小さな集団ではあれ、文学の心を忘れず文学の眼をもって、〈人間らしくあること〉への情熱を支えに、研究と教育を続けてきた文学教育研究者集団。なれど、世の中の壁は厚いのだ。

文化的抵抗としての意味ももたせて、機関誌「文学と教育」を発行し続けて来たのですが、発行回数を年三回から、二年で五回としたのもつかの間、経済的な諸般の事情で、年二回発行とせざるをえなくなってしまいました。残念なのですが、今二〇三号より、秋季集会号(11月刊)・全国集会号(5月刊)の二回となります。回数は減っても、内容はさらに充実させて行きたいと決意していますので、よろしくお願い申し上げます。(S) (「文学と教育」第203号より転載)
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『ケストナー文学への探検地図』ブックレビュー第1号[2005.01.16]
『ケストナー文学への探検地図』をとりあげた(おそらく)最初のブックレビューがMORIさんの「山椒のこつぶっこ」サイトに掲載されています。MORIさんは本書の「座談会『飛ぶ教室』を語る」を中心に検討し、それをふまえてていねいな批評・紹介をしてくださっています。そして、

文章はつぎのように結ばれています。
 ――「ケストナー文学への探検地図」は、今日の社会で、ケストナー文学をどのように読んでいくのか、また、子どもたちにどう読ませていくのか、示唆に富む内容となっています。本書を手がかりに、ケストナー文学を読み直したとき、子どものための文学にととどまらないケストナー作品の奥深さが感じられます。――

なお、「児童文学」をテーマとするサイト「山椒のこつぶっこ」には、とくに「ケストナー」コーナーが設けてあり、ケストナーについての綿密な掘り下げが続けられています。
「ケストナー文学への探検地図」ブックレビュー
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『ケストナー文学への探検地図』“選定図書”に[2004.12.18]
先月刊行された文教研編『ケストナー文学への探検地図――「飛ぶ教室」/「動物会議」の世界へ全国学校図書館協議会選定図書に決定しました。かつて文教研著『芥川文学手帖』も選定図書に指定されたことがあります。

選定図書は、同協議会が膨大な数の新刊書の中から小学校・中学校・高等学校等の図書館が購入するのに適した図書を選定し、公表しているものです。なお、この選定の有効期間は5年間です。
全国学校図書館協議会HP
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『ケストナー文学への探検地図』刊行[2004.11.14]
文教研編『ケストナー文学への探検地図』こうち書房から文学教育研究者集団編『ケストナー文学への探検地図――「飛ぶ教室」/「動物会議」の世界へが刊行されました。ここ数年にわたる文教研のケストナー研究の一応のまとめともいうべき本で、『芥川文学手帖』『井伏文学手帖』『太宰文学手帖』に続く文教研としては「文学手帖」シリーズの四冊目です。今年春から準備にとりかかり、秋季集会にはどうにか間に合わせることができました。さいわい売れ行きも好調のようです。
詳細
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文教研HPのアドレス(URL)変更[2004.07.25]
文教研HPのアドレスが変更になりました。文教研HPがこれまでも利用してきた国立情報学研究所(NII)の学協会情報発信サービスの利用形態を「HPリンクサービス」から「HP構築サービス」へ変更したことに伴うものです。新URL
http://wwwsoc.nii.ac.jp/gsle/ 
です。ちなみに、アカウント部分の[gsle]は当団体の欧文名の略称です。
 旧URLのトップページは、当分の間、入口として残しておきますが、「お気に入り(ブックマーク)」に登録していただいている場合には、登録変更をお願いします。
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『言語的な、あまりに言語的な――現代社会とことば――』刊行[2004.05.25]
明治大学公開文化講座の講演集(XXIII)である。明治大学人文科学研究所編、風間書房 2004.3刊。佐藤嗣男(会員)「ことばが紡ぎ出す準体験の世界――文学と言語――を収録。豊富な資料を駆使し文学と言語の本質に具体的に迫る。「実は、小説の世界なら、詩の世界なら、それを言葉を通して、そこにつくられた<現実以上の現実を準体験>していくのが、文学の世界を読むということ、つまり、読者の読書行為なんじゃないか。と同時にそこでは自分の言葉が否応なく鍛え直されるということです。そういう過程を一つとりながら、今の時代、僕らの言葉を守らないと、あるいは取り戻していかないと、何か変なところへ引っ張られる危険性大なるところへ来ているんじゃないか……」(結びの言葉)   明治大学人文科学研究所
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荒川由美子氏の『みるよむ 生涯臨床心理学』(共著)刊行[2004.05.9]
荒川由美子(会員)『みるよむ 生涯臨床心理学――生涯発達とその臨床的対応(共著)が北大路書房から出た。高齢化社会への急速な移行、子どもたちを取りまく環境の悪化など、現代日本の抱える深刻な問題の解決に応えようとする書である。「これらの要望にこたえるための臨床的問題解決のアプローチは、それぞれの発達段階ごとだけではなく、全発達段階が関係づけられ、統合されることが必要であろう。つまり、人の生涯にわたる発達段階を見通した大きな枠組みのなかで、個別の臨床的かかわりを見通す方向が打ち出されることが必要なのである。/私たちは、こうした要請にこたえるスタンダードな教科書を意図した。」(本書「はじめに」より) 北大路書房HP(3月の新刊)
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誌友・大内氏のCD「日本の名歌の世界」[2004.02.26]
『日本の子守唄』「文学と教育」誌友・大内壽惠麿氏は、このたび「大内壽惠麿がうたう日本の名歌の世界」としてCD二枚をリリースしました。一枚は『日本の子守唄』で、「中国地方の子守唄」「五木の子守唄」「江戸の子守唄」など全18曲。もう一枚の『童謡名曲集』は「しゃぼん玉」「赤い靴」「おへそ」など全27曲を収めています。ピアノは大石潤氏。〈子どもたちのキラキラと輝いている青い瞳──その美しい『童謡名曲集』(きら)めきを、一生涯持ち続けて欲しい──これが四十年間、子どもたちに接してきた私の願いでした。(中略)一人でも多くの親と子どもたちに、この『童謡名曲集』と『日本の子守唄』が広められ、共に歌い継いで下さることを切望して止みません。〉と、大内さんはコメントしています。全国主要レコード店で発売中。「日本のうた企画」大内寿恵麿宛 FAX.042-333-9292 でも申し込みを受付けます。2,310円(税込み、送料別)
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