佐伯昭定 著作一覧

* 1960年代以来、文学教育研究者集団の会員であった、佐伯昭定氏(2011年1月11日逝去)の著作一覧である。文教研の著書において氏が分担執筆した論文、および機関誌「文学と教育」掲載の論文・記事を中心にまとめた。(2011.2)

発表年 論 文・記 事    掲載書・掲載誌
1961      
1962 ・福井集会傍聴記 (小枝木昭定)
・デューイの芸術理論と文教研理論の対応するところ (小枝木昭定)
・〈座談会〉文学教育の可能性―第五回文教研集会をふりかえって(司会 荒川有史
、熊谷孝、佐伯昭定、鈴木勝、内藤哲彦、福田隆義、蓬田静子) 
「文学と教育」23(1962.3)
「文学と教育」24(1962.5)
「文学と教育」25(1962.8)
1963 ・ 『きゅうり』の授業
・ことばと生活体験
・文教研第8回/安文教第1回・館山集会の成果と残された問題
・〈実践研究会報告〉 『手ぶくろを買いに』をどう評価するか―作品論の立場から  
「文学と教育」27(1963.4)
「文学と教育」28(1963.5)
「文学と教育」30(1963.10)
「文学と教育」31(1963.12)
1964      
1965 ・『りょうしと金のさかな』 〈4年〉
・『文学の教授過程』(共同執筆)
「文学と教育」34(1965.8)
『文学の教授過程』(1965.8)
1966 ・ジャン・ヴァルジャン物語

・ 〈共同学習〉文学教育の問題点(司会 熊谷、荒川、佐伯、芝崎、夏目、福田、他)

・言語主義的偏向への杞憂(シンポジウム/高橋和夫提案「教材研究の理論と方法」に対する意見)
『中学校の文学教材と授業過程』(1966.5)
『中学校の文学教材と授業過程』(1966.5)
「教育科学・国語教育」91(1966.5)
1967 ・春の合宿集会略報
・館山集会総括
「文学と教育」44(1967.5)
「文学と教育」46(1967.9)
1968 ・文教研一年間のあゆみ (荒川有史・佐伯昭定・福田隆義)
・〈中間報告〉文相“国防発言”への抗議運動 
・〈わたしたちは教材体系をこう考える〉 “一本勝負”式発想の克服(小学校)
「文学と教育」48(1968.1)
「文学と教育」50(1968.3)
「文学と教育」53(1968.8)
1969 ・読むべき時期に読むべき文体の作品を―私たちは教材体系をこう考える(小学校)
『民族の課題に応える 文体づくりの国語教育』(1969.1)
1970 ・〈私の研究・私の教室〉
・〈巻頭言〉教科書裁判の意義(副委員長 佐伯昭定) 
・類型的把握からの脱却―小学校・中学年 (佐伯昭定/福田隆義)
「文学と教育」65(1970.8)
「文学と教育」66(1970.11)
『文学教育の構造化』(970.11)
1971      
1972 ・〈巻頭言〉真に民主的な全国教研を(副委員長 佐伯昭定) 
・自主編成に理論の裏づけを―“一本勝負”から教材体系へ
・〈巻頭言〉教育の反動化に抗して(副委員長 佐伯昭定)
・〈巻頭言〉研究の楽しさときびしさと(副委員長 佐伯昭定)
「文学と教育」72(1972.1)
「文学と教育」74(1972.4)
「文学と教育」75(1972.6)
「文学と教育」77(1972.11)
1973 ・〈座談会〉芥川竜之介『偸盗』をめぐって(荒川・佐伯・鈴木・夏目・山下・佐藤/誌上参加 熊谷 孝)
・〈巻頭言〉切捨て主義との闘いを(副委員長 佐伯昭定)
・作品把握上の問題点―岩倉政治『空気がなくなる日』
・研究報告レジュメ 児童文学とは何か
「文学と教育」79(1973.3)

「文学と教育」80(1973.5)
「文学と教育」81(1973.6)
「文学と教育」82(1973.8)
1974 ・〈巻頭言〉『芥川文学手帖』に憶う(副委員長 佐伯昭定)
・蜘蛛の糸

・評論(三)ロビン・ホッド/明日の道徳(高沢健三、夏目武子、佐伯昭定)
「文学と教育」85(1974.3)
『教材化と授業の視点 芥川文学手帖』(1974.2)
『教材化と授業の視点 芥川文学手帖』(1974.2)
1975      
1976      
1977 ・(写真)

・井伏鱒二訳『ドリトル先生アフリカ行き』
『文学史の中の井伏鱒二と太宰治』(1977.4)
「文学と教育」101(1977.8)
1978 ・『あたたかい右の手』と『空気がなくなる日』―“わかる”ということ 「文学と教育」105(1978.8)
1979 ・〈巻頭言〉“教材は教師の武器” (副委員長 佐伯昭定) 「文学と教育」108(1979.5)
1980 ・〈授業報告〉『山椒大夫』―明星学園中学校の場合 「文学と教育」111(1980.2)
1981      
1982 ・〈巻頭言〉“文学の眼”と“教養”を(副委員長 佐伯昭定)
・児童文学もまた“文学”である―『不思議なかみそり』と『空気がなくなる日』の検討
「文学と教育」119(1982.2)
「文学と教育」122(1982.11)
1983 ・『蜘蛛の糸』
・追憶(佐伯昭定、鈴木哲夫)
「文学と教育」124(1983.5)
『芥川文学手帖』(1983.11)
1984 ・〈巻頭言〉原点を問い直す視点(副委員長 佐伯昭定)
・かるさん屋敷(荒川有史、佐伯昭定)
「文学と教育」127(1984.2)
『井伏文学手帖』(1984.7)
1985 ・〈巻頭言〉「私」は「旗手」になれるか(副委員長 佐伯昭定)
・〈私の教室〉文学事始―称して「連想ゲーム」 
・太平洋戦争下の太宰文学―〈ゼミナール〉『新郎』『十二月八日』『待つ』の印象の追跡
・律子と貞子/黄村先生言行録/禁酒の心(佐伯昭定、荒川有史)
「文学と教育」132(1985.5)
「文学と教育」133(1985.7)
「文学と教育」134(1985.11)

『太宰文学手帖』(1985.11)
1986 ・〈巻頭言〉人、みな、同じものではない(副委員長 佐伯昭定)
・“アトハ余生ト言ッテヨイ”―[太宰治『右大臣実朝』]13・14・15章の展開
「文学と教育」136(1986.5)
「文学と教育」138(1986.11)
1987 ・〈新刊紹介〉国語教育への根源的問い直し―夏目武子著『国語教育としての文学教育』 「文学と教育」141(1987.7)
1988 ・〈巻頭言〉“教師が教師でなくなった日”(常任委員 佐伯昭定) 「文学と教育」143(1988.2)
1989      
1990      
1991      
1992 ・〈熊谷孝の世界〉〔教育研究運動〕文教研と教研運動 「文学と教育」160(1992.12)
1993 ・〈ゼミナール〉『杜子春』の印象の追跡 (文責) 「文学と教育」163(1993.11)
1994 ・〈巻頭言〉今だからこそ<教師論>(副委員長 佐伯昭定)
・〈ゼミナール〉『ドリトル先生アフリカゆき』の印象の追跡 (文責)
「文学と教育」164(1994.3)
「文学と教育」167(1994.11)
1995 ・社会現象としての「一寸法師」物語 「文学と教育」168(1995.3)
1996      
1997      
1998      
1999 ・〈特集 ケストナーの世界への誘い〉五月三十五日 「文学と教育」185-6(1999.8)
2000       
2001     
2002     
2003     
2004 ・五月三十五日 『ケストナー文学への探検地図』(2004.11)
2005    
2006      
2007    
2008     
2009 ・〈福田隆義初代委員長を悼む〉福田さんへの手紙 「文学と教育」210(2009.11)
2010 ・「文教研ニュース」がついに1000号の大台にのりました  「文学と教育」211(2010.4) 
2011 (2011年1月11日逝去 享年81)    
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