初期機関誌から

「文学と教育」第28号
1963年5月25日発行
  あとがき  

 文学教育研究者集団の年次研究集会もついに第七回をむかえることになりました。熊谷さんの弁によれば、ラッキーセブン、このあたりで、ひとつ大量得点に結びつくようなヒットを打たなければなるまい、というわけです。
 研究会略報にも出ているように、四月以降、特に四月二十八日からはトッカン作業と称して研究活動を集中的におこないました。
 文学教育の問題点を明らかにすると同時に、指導過程の諸問題を究明し、文学教育の体系化へ――というのがわたしたちのねらいであり、また、願いでもあります。
 「文学と教育」二十八号は、発表の要点を明らかにしようとして編集されたものです。集会当日の発表、また、討議とあわせながら、読んでいただきたいと思います。

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