機関誌『文学と教育』総目次 (Ⅱ)  
    第65号~第122号  1970.8~1982.11 
(Ⅰ) 第1号~第64号(Ⅱ) 第65号~第122号∥(Ⅲ) 第123号~最新号

第65号~第112号
 活版印刷・タイプ オフセット印刷(A5判・中綴・白表紙)時代
『文学と教育』第65号 (1970.8)   “国語教育としての文学教育”から“文体づくりの国語教育”へ
編集長 夏目武子
○機関誌活字化にあたって  福田隆義
○“国語教育としての文学教育”から“文体づくりの国語教育”へ  熊谷 孝
《『最後の一句』をどう読むか》
  ○今日とりあげる意味  夏目武子
  ○『最後の一句』をどう読むか―ゼミの討議記録  文責 尾上文子・荒川有史
  ○『最後の一句』をめぐる覚え書的文教研史  荒川有史
《授業の構造化―『牛づれ兵隊』(宮原無花樹 1940年発表)に即して》
  ○児童文学史の視点から―文教研と『牛づれ兵隊』  福田隆義
  ○作者の手紙と印象の追跡―小学校六年生の場合  郷 キミ子
  ○「点と線・ゲリラの中」をどう媒介するか―中学校一年生の場合  芝崎文仁
○〈私の研究・私の教室〉  関根礼子・山崎 宏・佐伯昭定
○〈短評〉熊谷孝著『文体づくりの国語教育』
○〈紹介〉『文学教育の構造化―文体づくりと総合読み』
○学教育研究者集団 プロフィール
○教研第19回全国集会 日程
○文教研入会案内 (毎号掲載。本「総目次」中、次号以下においては省略。)
○あとがき  夏目

『文学と教育』第66号 (1970.11)   文学にとって主題とは何か
○教科書裁判の意義  佐伯昭定
○〈講演〉教科書とは何か  あまの・としゆき
《文学にとって主題とは何か》
  ○現実と作品との距離  熊谷 孝
  ○〈資料〉ラ・ロシュフーコーの言葉
  ○『最後の一句』その主題把握の過程―研究集会の討論より  文責 黒川 実・高沢健三・夏目武子
  ○「小さい争闘と小さい和睦」  芝崎文仁
○ジェット機の騒音の中で―第19回集会の成果と課題  関根礼子
○研究集会雑感 “戦争体験”に思う  村上美津子
○〈私の研究・私の教室〉  福田隆義・沼田朱実
○例会・冬季合宿
○あとがき  夏目

『文学と教育』第67号 (1971.1)   教材化の論理
○組合教研と民間教育研究サークル  荒川有史
《教材化の論理》
  ○1.その基礎 近代主義との対決  熊谷 孝
  ○2.成人文学としての『トロッコ』(芥川竜之介 1922年)  文責 山崎 宏・夏目武子・黒川 実
  ○3.展望の欠落した世界『信号』(ガルシン 1887年)  文責 大島志津子・高沢健三他
  ○4.甘っちょろいヒューマニズム―『月の輪ぐま』の世界(椋鳩十 1942年)  文責 福田隆義
○『文体づくりの国語教育』評をめぐって  荒川有史
○〈私の研究・私の教室〉  鈴木益弘・宮沢 薫
○例会/冬季・春季合宿予定
○『文学と教育』発行予定
○あとがき  夏目

『文学と教育』第68号 (1971.3)   文学教育の構造化(上)
○七一年の課題  福田隆義
《’70年冬季合宿総括(上)》
  ○1 文学の授業の構造化―自己内部の近代主義との対決を通して  山崎 宏
  ○2 与謝野晶子「君死にたまふことなかれ」をめぐって  鈴木益弘 
○〈座談会〉日教組20次・日高教17次 全国教研で何が問題になったのか  荒川有史・他 文責 編集部
○『文学教育の構造化』発刊にあたって  福田隆義
○〈短評〉『現代文学にみる日本人の自画像』(熊谷孝著 三省堂刊)
○〈私の研究・私の教室〉  安田清子・清水千世子 
○待望の『牛づれ兵隊』、『ジャンボ・日本の童話』(全四巻 金の星社)に収録刊行
○あとがき  夏目

『文学と教育』第69号 (1971.5)   文学教育の構造化(下)
○新たなる賭を  夏目武子
’70年冬季合宿総括(下) 文学教育の構造化―井伏鱒二『山椒魚』から『丹下氏邸』へ》
 ○3 なぜこの作品をとりあげるのか  夏目武子
 ○4 報告と討論から―井伏文学をどう評価するか  高澤健三
 ○5 私の印象の追跡―近代主義の行きつく「絶望」の世界  佐藤嗣男
 ○6 絶望をこえて―『丹下氏邸』の世界  山下 明
 ○7 現代文学と文教研しての井伏文学―『日本人の自画像』を中心に  荒川有史
○熊谷孝氏授業体験を語る―『コシャマイン記』から『丹下氏邸』へ  熊谷 孝
○私の研究・私の教室  安田栄子
○例会ノート=『コシャマイン記』/戯曲『夜明け前』  山崎 宏
○例会・春季合宿
○第20回全国集会 予告
○あとがき  黒川

  
『文学と教育』第70号 (1971.8)   基本過程としての作品把握
○第20回全国集会をむかえて  福田隆義
《基本過程としての作品把握―黒島伝治『電報』をどう読むか》
 ○今日とりあげる意味  夏目武子
 ○その文学史的位置  佐藤嗣男
 ○構造化へのあゆみ  鈴木益弘
○基本用語解説―第20回全国集会のために  熊谷孝
○〈座談会〉戦後 文学教育運動の渦のなかで―文教研13年の足跡を顧みる  鈴木・荒川・夏目・福田・熊谷
〈私の研究・私の教室〉  田中順子・井筒 満
○地方会員の声  新開惟展
○〈例会ノート〉森鴎外『阿部一族』  関根礼子
○“あそび”の精神  研究部/T.K
○誌友のみなさまへ  組織部
○文教研第20回全国集会 日程
○あとがき  夏目


  ……タイプ印刷の『文学と教育』の持つ手づくりのよさを十分認めながらも、活字化にふみきったのは、「読みやすさ」を求めてのことである。会員が一年余にわたって積み立てた活字化資金をもとに、一九七〇年八月、第一号(本誌65号)誕生。編集技術の手ほどきを、当時三省堂に勤務されていた武井美子氏に受けた。印刷所をどこにするか? たまたま手にした『編集マニュアル』に、文化社が編集・出版の代行をするという広告があったようで、とにかく訪ねてみた。地下鉄京橋駅の近くであった。後で知ったのだが、ここは千単位の大規模な出版を引き受けている所だった。A5判24ページ、発行部数はそんなに多くないのに、ここに写真を入れ、ここはこんなふうに、と習ったばかりの編集技術?をもとに、注文をつける。風変わりの客と思ってか、社長が快く引き受けてくれ、親切にアドバイスもしてくれた。感謝。……65号から70号と、一年間に六回発行したところで、私が病弱のため、現編集長の鈴木益弘氏に交替してもらった。(№100「『文学と教育』百号の歩み」より 夏目武子記)

『文学と教育』第71号 (1971.11)   文学史を私たちの手に
編集長 鈴木益弘
○研究姿勢の確立を  福田隆義
《第20回全国集会総括―文学史を私たちの手に》
 ○1 自然主義的文体と『電報』―八月の関東民教連での報告から  熊谷 孝
 ○2 近代主義と文学・文学教育―井伏文学を中心に  荒川有史
 ○3 黒島伝治『電報』の文体的特性―基本過程としての作品把握の面から  夏目武子
○’71年文教研臨時総会報告―私たちのことしの研究計画  研究部
〈私の研究・私の教室〉  鈴木哲夫・杉浦寿江
○〈文教研リポート〉ためされる私たちの姿―関東民教連国語分科会報告  芝崎文仁
○二つの総会―その問題点  荒川有史
○近代主義の克服・与謝野晶子の場合―前号・新開質問に答えて  鈴木益弘
○あとがき  鈴木
○カット  横山了平

『文学と教育』第72号 (1972.1)   特集・日教組全国教研への提言
○真に民主的な全国教研を  佐伯昭定
《日教組全国教研への提言―たえざる理論的な追跡を》
 ○1 日教組20次教研―国語分科会の基本的潮流  荒川有史
 ○2 文学の理論に即した討議の保障を―文学教育の位置づけをめぐって  夏目武子
 ○3 代表から代表団へ―都教研の歩みの中で  福田隆義
 ○4 仲間と考えた自主編成の論理―三浦半島地区教研の中で  山崎 宏
○芸術の原点への思索  熊谷孝(研究部)/鈴木益弘・黒川 実(編集部)
○S.K.ランガー「ザ・ダイナミック・イメージ」  研究部・訳
〈私の研究・私の教室〉  尾上文子・金井公江
○〈文教研リポート〉地区研究会/問題別研究会 始まる(神奈川・東京・宮城・音楽)  鈴木・椎名・荒川・関根
○冬期合宿研究会 案内
○あとがき  鈴木
○カット  横山了平

『文学と教育』第73号 (1972.3)   “文学史1936年”へのアプローチ   
○文学史を教師の手に  鈴木益弘
《’71年冬季合宿総括―“文学史1936年”へのアプローチ》
 ○文学史の方法意識について―“現代史としての文学史”の視座から  熊谷 孝
 ○“素朴による自己解明”の文学―鶴田知也『コシャマイン記』の総合読み  山下 明
○日教組第21次全国教研集会に参加して  夏目武子
〈私の研究・私の教室〉  島田玉雄・椎名伸子
○〈文教研リポート〉問題別研究会から(『葉』を読む会・戸坂潤を読む会)  沼田朱実・杉浦寿江
○’72年春季合宿研究会 案内
○あとがき  黒川

『文学と教育』第74号 (1972.4)   第21次日教組全国教研の成果と今後の課題
○人間破壊と母国語教育  鈴木益弘
《第21次日教組全国教研の成果と今後の課題》
 ○1 国語教育の原点とは何か  荒川有史
 ○2 おくれている“文学教育”意識―22次へ期待を寄せながら  夏目武子
 ○3 自主編成に理論の裏づけを―“一本勝負”から教材体系へ  佐伯昭定
 ○4 「入門期」の国語教育・その問題点  芝崎文仁
○’72年春期合宿報告レジュメ 芥川文学の誕生―流布本『羅生門』の成立過程・再説/文学史の方法意識について・補説  熊谷 孝
〈私の研究・私の教室〉  村上美津子・高木春枝
○〈文教研リポート〉問題別 太宰治『列車』を読む会/月例会 文学史1936年へのアプローチ―戸坂潤の場合
○文教研 夏の全国集会のテーマ
○あとがき  黒川

『文学と教育』第75号 (1972.6)   総合読みの理論と実際のあいだ
○教育の反動化に抗して  佐伯昭定
《総合読みの理論と実際のあいだ―’72年春季合宿研究会から》
 ○『奉教人の死』の総合読み  荒川有史
 ○〈座談会〉合宿の第一日をふり返って  鈴木益弘・熊谷孝・福田隆義
○芥川文学へのアプローチ―文教研第21回全国集会のテーマと構成
○文教研 第21回全国集会 プログラム
〈私の研究・私の教室〉  佐藤嗣男 大島志津子
○〈文教研リポート〉太宰治『めくら草子』を読む会から・宮城地区研から・月例研から  井筒 満・荒川・黒川 実
○あとがき  鈴木

『文学と教育』第76号 (1972.8)   芥川文学をどう教材化するか
○第21回全国集会に思う  福田隆義
《芥川文学をどう教材化するか―文教研 第21回全国集会レジュメ》
 ○〈講義・レジュメ〉芥川文学の成立に関する若干の証言―“文学史の方法意識”確立のために  熊谷 孝
 ○〈基調報告・レジュメ〉基本過程とは何か/読みの構造  荒川有史
 ○〈基調報告・レジュメ〉芥川の児童文学作品―成人文学との関連  山下 明
 ○〈資料〉児童観の推移とにほん児童文学  熊谷 孝
 ○〈年表〉芥川文学/教材化基礎資料  文学教育研究者集団研究部編
○プロフィール
○〈文教研プロフィール〉わたしと文教研
○文教研’71年度例会テーマ一覧―〔全体テーマ〕指導過程論の上昇循環的発展のために
〈私の研究・私の教室〉  山崎 宏・鈴木益弘
○文教研第21回全国集会 日程
○あとがき  鈴木

『文学と教育』第77号 (1972.11)   理論創造の新しい出発点として
○研究の楽しさときびささと  佐伯昭定
《理論創造の新しい出発点として―第21回全国集会総括》
 ○1 芥川竜之介『杜子春』の総合読み  夏目武子
 ○2 芥川竜之介『杜子春』の教材化  大島志津子
 ○〈私の研究・私の教室〉仲間と学んだ芥川児童文学  安田清子
 ○第21回全国集会をふりかえって  宮沢 薫
○〈鼎談〉説明文体と描写文体  熊谷 孝・夏目武子・高沢健三
○一年の成果・一年の計画―二つの総会から  高沢健三
○〈文教研リポート〉文教研会員活動報告(横浜・大阪・名古屋・神教協)  山崎 宏・村上美津子
○事務局長の荒川有史さん 三省堂教科書編集委員に
○あとがき  鈴木
○カット  横山了平

『文学と教育』第78号 (1973.1)   母国語教育としての文学教育―理論創造の発展のために
○未来の先どりを  夏目武子
○文学の立場―言語と認識と文体と  熊谷 孝/(ききて)鈴木益弘・黒川 実
○『電報』を文学として読む―第21次日教組全国教研の成果と課題  夏目武子
○文学における「民族」と「故郷」―保田與重郎と芥川龍之介の場合  佐藤嗣男
○芥川文学の地下水を探る―『日光小品』・『追憶』・『本所両国』を中心に  藤本玲子
○〈文教研リポート〉日教組全国教研へむけて・神奈川の教育研究運動の中で  福田隆義・山崎 宏・大島志津子
○’72冬季合宿研究会 その課題と構成―歴史小説の方法 芥川の場合(『芋粥』『偸盗』)  (研究企画部)山下 明
○あとがき  鈴木

『文学と教育』第79号 (1973.3)   芥川の歴史小説の方法をさぐる
○研究者として真摯な交流を  福田隆義
《’72冬季合宿総括》
 ○1 〈座談会〉芥川竜之介『偸盗』をめぐって  荒川・佐伯・鈴木・夏目・山下・佐藤/(誌上参加)熊谷 孝
 ○2 芥川竜之介『芋粥』の総合読み  山崎 宏
○芥川の言語観・文学観ノート―『文芸一般論』『文芸鑑賞』を中心に  荒川有史
〈私の研究・私の教室〉  川浦節子
○誌友へのお誘い  (第122号まで毎号掲載。本「総目次」中、次号以下においては省略。)
○あとがき  鈴木

『文学と教育』第80号 (1973.5)   芥川文学の主題的発想の展開を追って
○切捨て主義との闘いを  佐伯昭定
《幻の『偸盗』の追跡》
 ○1 <方法としての歴史小説>の成熟―『秋』に見る芥川文学の飛翔  佐藤嗣男
 ○2 お君さんの世界に見る大正的近代―芥川竜之介『葱』の総合読み  山下 明
○文学を文学として読む指導の確立を―第22次日教組全国教研集会に参加して  夏目武子
○幻の名著『芸術の論理』の誕生―熊谷孝先生の新しい理論的寄与をめぐって  荒川有史
○徹することで、移調のきく原理把握を―第22回文教研全国集会要綱決まる  (研究企画部)夏目武子
〈私の研究・私の教室〉  森田美香子
○あとがき  鈴木

『文学と教育』第81号 (1973.6)   文学・文学史の原点への追求の中で
○母国語教育の原点をさぐる  荒川有史
《文学・文学史の原点への追求の中で―’73春季合宿総括》
 ○1 近代主義克服への大きな一歩―『大導寺信輔の半生』の総合読み  鈴木益弘
 ○2 作品把握上の問題点―岩倉政治『空気がなくなる日』  佐伯昭定
 ○3 文教研 『空気がなくなる日』研究史  福田隆義
○大学・文学教育批判の前提―文教研 第22回全国集会に向けて  熊谷 孝
○音楽研究者の立場から―『芸術の論理』について  関根礼子
○〈第22回全国集会案内〉文学史を教師の手に―文学教育の原点をさぐる  (研究企画部)夏目武子
○文教研 第22回全国集会 プログラム
○あとがき  黒川

『文学と教育』第82号 (1973.8)   文学教育の原点をさぐる―第22回全国集会特集
○原理にもどって考えあおう  福田隆義
《文学教育の原点をさぐる―第22回全国集会特集》
 ○研究報告レジュメ 歴史小説とは何か  荒川有史
 ○研究報告レジュメ 芥川文学における歴史小説の位置づけ  夏目武子
 ○研究報告レジュメ 児童文学とは何か  佐伯昭定
 ○研究報告レジュメ 教材体系の方法原理  黒川 実
○文教研 ひとくちメモ  編集部
○’72年度文教研研究例会テーマ一覧  研究企画部
○〈資料〉熊谷孝著『文学序章』 第三章「作家と享受者」―『空気がなくなる日』の総合読みのために
〈私の研究・私の教室〉  佐藤嗣男・安田清子
○文教研第22回全国集会 日程
○あとがき  鈴木
○カット  椎名伸子

『文学と教育』第83号 (1973.11)   新しい研究への出発―第22回全国集会総括
○二つの集会をおえて  福田隆義
《新しい研究への出発―芥川文学研究の総括のなかで》
 ○芥川文学における歴史小説―『俊寛』における主題的発想の展開  夏目武子
 ○人間性信頼の視座の獲得―「芋粥」の総合読み  佐藤嗣男
 ○第22回全国集会をふりかえって  杉浦寿江
○〈文教研 ’73年9月例会 提案レジュメ〉“文学とは何か”を問う視点―文学教育のための文芸認識論(一)  熊谷 孝
○印象深い集会―神教協報告  芝崎文仁
○〈文教研リポート〉二つの総会報告・’74年度第一期研究計画・文教研会員の執筆活動
○宮城地区研報告  高橋京子
○〈私の読書〉  荒川有史
○あとがき  鈴木
○カット  椎名伸子

      
『文学と教育』第84号 (1974.1)   母国語教育の確立をめざして
○日教組全国教研に切望する  福田隆義
《母国語教育の確立をめざして》
 ○1 〈座談会〉国語教育はこれでいいのか―教育制度検討委員会第三次報告をめぐって
 ○2 日教組第23次全国教研へ向けて―東京・神奈川の集会から  佐藤嗣男・宮沢 薫・鈴木哲夫
○母国語文化への愛情が国語教育のありかたを決定する  熊谷 孝
○〈新刊紹介〉教材化と授業の視点 芥川文学手帖  編集委員会/文責 山下 明
〈文教研リポート〉二つの問題別研究会から(文芸学説史を哲学史との関係の中でつかみとる勉強をする会・西鶴作品を読む会)  井筒 満・鈴木
〈私の研究・私の教室〉  森田美香子
○あとがき  鈴木
○カット  椎名伸子

『文学と教育』第85号 (1974.3)   芥川から太宰へ―’73冬季合宿総括
○『芥川文学手帖』に憶う  佐伯昭定
《芥川から太宰へ―“文学とは何か”を問うなかで》
 ○太宰治『葉』の総合読み  荒川有史
 ○冬合宿を終えて  荒川由美子
○〈太宰文学の全体像をとらえるために〉十二月八日以後―太平洋戦争と太宰治(第一回)  熊谷 孝
○〈日教組第23次全国教研参加者に聞く〉強まる教科構造討議の要求―母国語の概念の明確化も  (談)佐藤嗣男
○『芥川文学手帖』短評―集団研究の成果に学ぶ  野口貴年
○『芥川文学手帖』の執筆者から―『トロッコ』を担当して  尾上文子
〈文教研リポート〉事務局便り・文教研関係の本増刷・会員執筆活動・’74春の合宿計画
〈私の研究・私の教室〉  篠崎君子
○〈私の読書〉  荒川有史
○あとがき  鈴木
○カット  椎名伸子

『文学と教育』第86号 (1974.6)   1942年の太宰治―’74春期合宿総括
○太宰文学と取り組む意味  福田隆義
《1942年の太宰治―’74春期合宿総括》
 ○その1 新しい太宰治像をもとめて―講義「太宰文学の原点と展開の軌跡」まとめ  黒川 実
 ○その2 『正義と微笑』の総合読み―作品把握の前提条件  山下 明
○〈文教研 五月定例 報告資料〉太宰治語録―以後、ボクノ文章読マナイデ下サイ  熊谷 孝
○〈文教研第23回全国集会案内〉文学史を教師の手に―芥川竜之介から太宰治へ(教師自身のための文学研究の集い)  夏目武子(研究企画部)
〈私の研究・私の教室〉  羽ヶ崎雅司
○あとがき  黒川

『文学と教育』第87号 (1974.8)  15年戦争下の太宰文学―その抵抗の特性をさぐる
○教師自身のための文学研究の集い  福田隆義
《文教研第23回全国集会特集―15年戦争下の太宰文学》
 ○太宰の虚構精神―『善蔵を思う』に即して  夏目武子
 ○美しい願望も人間にはある―日中戦争下の文学としての『女の決闘』  佐藤嗣男
《熊谷孝編「太宰治語録」を読む》
 ○1 大事にしたい太宰の「心づくし」  沼田朱実
 ○2 太宰の文芸認識の高さに学ぶ  井筒 満
○『新郎』を読んで  村上美津子
○『十二月八日』とわたし  尾上文子
○『黄村先生言行録』の喜劇精神  杉浦寿江
○太宰文学の原点を探る道筋―報告資料とレジュメ  熊谷 孝
○太宰文学研究案内―太宰文学の魅力の秘密をさぐるために  荒川有史
○あとがき  鈴木
○カット  椎名伸子

『文学と教育』第88号 (1974.9)   芥川竜之介から太宰治へ―第23回全国集会総括
○第23回全国集会を終わって  福田隆義
《文学史を教師の手に―芥川竜之介から太宰治へ 第23回全国集会総括》
 ○〈基調提案〉総合読みと文学史の方法  荒川有史
 ○〈芥川文学の原点と全体像 1〉文学の方法としての歴史小説―中流下層階級者の視点の獲得  佐藤嗣男
 ○〈芥川文学の原点と全体像 2〉<男と女>の問題  夏目武子
○全国集会トピックス
○太平洋戦争開始時における太宰治―『新郎』『十二月八日』 そのインプリケーション  沼田朱実
○〈座談会〉『律子と貞子』をめぐって―作品把握の方法としての総合読み  山下 明・杉浦寿江・鈴木益弘
〈文教研リポート〉神教協報告・『言語観・文学観と国語教育』の再版・会員の講演活動  鈴木・他
○あとがき  鈴木

○カット  椎名伸子

『文学と教育』第89号 (1974.12)
○教科指導の原点の再確認を  福田隆義
《太宰治『列車』の総合読み》
 ○太宰文学の原点―中流下層階級者の視点  夏目武子
 ○「やさしさ」と「誠実」  安田清子
○井伏文学にどうアプローチするか(第一回)―『幽閉』『山椒魚』から『丹下氏邸』『さざなみ軍記』へ  熊谷 孝
《熊谷孝著『言語観・文学観と国語教育』を読んで》
 ○汎言語主義的国語教育からの訣別  高田正夫
 ○文教研理論の原点を知るよろこび  篠崎君子
○〈十分コーナー紹介〉テーマ「日本の文学理論」(1)―藤原定家『毎月抄』より  (報告者)井筒 満
○大内寿恵麿リサイタルによせて  関根礼子
〈私の研究・私の教室〉  佐藤嗣男
○〈文教研リポート〉執筆・講演活動、その他
○あとがき  鈴木


『文学と教育』第90号 (1975.1)
○全国教研国語分科会への提言  福田隆義
○〈てい談〉言語観と母国語意識の変革を―教研にみる教師の意識の問題  (提案)熊谷 孝 (検討)夏目武子・荒川有史
○日教組・県教研集会報告―東京都・神奈川県から  文責 佐藤嗣男
○基本用語解説  文教研理論部会  (第70号から転載)
○“芥川から太宰へ”の第二ラウンド―’74年度一期・二期の研究計画  (研究企画部)山下 明
○’74年度第一期(9月~12月)定例研究会プログラム
〈私の研究・私の教室〉  宮沢 薫
○あとがき  鈴木

『文学と教育』第91号 (1975.5)
○研究と実践の統一  福田隆義
○〈座談会〉『右大臣実朝』と取組んで  荒川有史・熊谷 孝・佐藤嗣男・夏目武子・山下 明・(司会)鈴木益弘
○〈文教研 第24回全国集会案内〉<私の大学・教師自身のための文学研究の集い>文学史の中の太宰治  (研究企画部)山下 明
○第24回全国集会 プログラム
○〈共同研究〉太宰治の眼に映じた『吾妻鏡』の世界―『右大臣実朝』論のために  熊谷 孝・夏目武子
○〈日教組第24次全国教研集会〉「到達目標」でいいのか―教科構造論討議の不毛の中で  夏目武子・森田美香子
○あとがき  鈴木

『文学と教育』第92+93合併号 (1975.8)  文学史の中の太宰治―第24回全国集会特集
○第24回全国集会をむかえて  福田隆義
《第24回全国集会特集―<統一テーマ>文学史の中の太宰治》
 ○〈オリエンテーション〉今次集会の流れを追って―主体的と主観主義的と  熊谷 孝
 ○〈太宰文学の原点を探る 1〉太宰文学の成立を触発したもの―レジュメにかえて  荒川有史
 ○〈太宰文学の原点を探る 2〉『列車』の総合よみのために  鈴木益弘
 ○〈太宰文学の展開(作品解説) その1〉教養的中流下層階級者の視点―『姨捨』と『善蔵を思ふ』と  夏目武子
 ○〈太宰文学の展開(作品解説) その2〉『右大臣実朝』以前―『正義と微笑』を中心に  杉浦寿江
 ○『右大臣実朝』案内  山下 明
《文学史の中の『右大臣実朝』》 
 ○〈作品把握の前提条件 1〉行動面での実朝像の提供―『吾妻鏡』と太宰治  鈴木益弘
 ○〈作品把握の前提条件 2〉『右大臣実朝』論のために(二)―『金槐和歌集』と太宰治  熊谷 孝
○基本用語解説
○〈座談会〉戦後文学教育運動の渦のなかで―文教研13年の足跡を顧みる  鈴木・荒川・夏目・福田・熊谷 (再録)
○文教研の自画像  福田隆義
〈私の研究・私の教室〉  佐藤嗣男
○〈私の読書〉
  井筒 満
○太宰文学略年表(折込み) 文学教育研究者集団年表作製グループ編
○あとがき  鈴木

『文学と教育』第94号 (1975.11)   井伏鱒二から太宰治へ―教養的中流下層階級者の系譜
編集長 佐藤嗣男
○国語教育の役割  鈴木益弘
○〈第24会全国集会総括〉教養的中流下層階級者の文学―『右大臣実朝』の文体  夏目武子
《全国集会 感想》
 ○太宰に学んだ自己変革の道  木内ときえ
 ○全国集会アンケートから
○〈対談〉井伏鱒二の文体―その成立過程  熊谷 孝・夏目武子
○〈九月例会から〉文学的認識と準体験理論  井筒 満
○1975年度 第一期の研究計画  研究企画部
○大内寿恵麿氏リサイタル案内
○あとがき  (S)

『文学と教育』第95号 (1976.2)   戦後太宰文学の解明―民主主義踊りへの徹底的な批判
○このごろ思うこと  夏目武子
《戦後太宰文学の解明―民主主義踊りへの徹底的な批判》
 ○虚無をさえ打ちこわしてしまう「トカトントン」の幻聴  山下 明
 ○虚構精神をもった組織者―『男女同権』の総合読み  井筒 満
 ○己を愛するが如く汝の隣人を愛せよ―戦後太宰の随想・その一  沼田朱実
 ○反逆の発想を探る―戦後太宰の随想・その二  杉浦寿江
○〈対談〉井伏鱒二の文体―その成立過程(第二回) 『幽閉』が『山椒魚』の原型であるということの意味  熊谷 孝・夏目武子
○〈座談会〉文教研理論形成史(一)  荒川有史・熊谷 孝・福田隆義・(編集部)佐藤嗣男
○『文学と教育』94号正誤表
○あとがき  (S)

『文学と教育』第96号 (1976.5)   『さざなみ軍記』の総合読みのために―文教研第25回全国集会特集(1)
○ロッキード疑獄と母国語教育  福田隆義
《『さざなみ軍記』の総合読みのために―作品把握の基礎資料》
 ○『さざなみ軍記』と『孫子』のことなど―資料操作と印象の追跡  荒川有史
 ○『さざなみ軍記』の原像を索めて―『さざなみ軍記』と『平家物語』  山下 明
 ○『さざなみ軍記』の人間像  高田正夫
○『右大臣実朝』二題  熊谷 孝
○〈座談会〉文教研理論形成史(二)  荒川有史・熊谷孝・夏目武子・福田隆義・(編集部)鈴木益弘
○第25次日教組全国教研雑感  黒川 実
○〈近刊紹介〉熊谷孝著『国語教育時評集―岐路に立つ国語教育』
○あとがき  (S)

『文学と教育』第97号 (1976.8)   井伏文体の成立―第25回文教研全国集会特集(2)
○第25回全国集会に思う  鈴木益弘
《井伏文体の成立―文学史論としての作品把握》
 ○〈講演レジュメ〉『丹下氏邸』前後―井伏鱒二の文学的イデオロギーについて  熊谷 孝
 ○大正期の歌曲に見る〈倦怠〉の心情―北原白秋の『城ヶ島の雨』と『さすらいの唄』  佐藤嗣男
《『幽閉』から『山椒魚』へ》
 ○1 “幻”の処女作『幽閉』  杉浦寿江
 ○2 『夜ふけと梅の花』について  黒川 実
《『さざなみ軍記』の総合読み》
 ○『さざなみ軍記』と古典  鈴木益弘
 ○『さざなみ軍記』ノート  荒川有史
○〈第25回文教研全国集会〉井伏文体の成立―『幽閉』・『山椒魚』から『さざなみ軍記』へ  (研究企画部)山下 明
○第25回全国集会プログラム
○特別研究集会案内―井伏文学の教材化―『ドリトル先生アフリカゆき』を中心に  福田隆義
○『ドリトル先生アフリカゆき』案内―特別研究集会にむけて  佐伯昭定
○自主編成の条件と条件づくりについて―<自主編成>をテーマとした例会への紙上参加の弁  熊谷 孝
○〈私の研究・私の教室〉  井筒 満
○座談会=文教研理論形成史(三)  荒川有史・芝崎文仁・夏目武子・福田隆義・(編集部)佐藤嗣男
○井伏文学略年譜<その一>(折込み)  文学教育研究者集団年表作成グループ編
○あとがき  (S)

  
『文学と教育』第98号 (1976.11)   井伏文学の教材化―第25回全国集会から特別研究集会へ
○楽しい例会のなかで主体性を  福田隆義
○〈文教研第25回全国集会総括〉井伏文体の成立―『幽閉』・『山椒魚』から『さざなみ軍記』へ  荒川有史
《井伏文学の教材化》
 ○『山椒魚』・『さざなみ軍記』他―高校の場合  山下 明
 ○『細カナリヤ』・『半世紀』他―小学校の場合  福田隆義
○〈1976年度研究計画〉井伏鱒二と太宰治―戦中から戦後へ  (研究企画部)夏目武子
○〈研究例会リポート〉文学現象が歴史社会的現象であるということの意味―熊谷報告の一部要約  夏目武子
○〈文教研リポート〉会員の執筆活動紹介  ((S))
○〈ずいそうのページ〉暗い谷間の教師像―教育の原点を探る思索の中での回想  熊谷 孝
○あとがき  (S)

『文学と教育』第99号 (1977.1)   文学教育とは何か―小・中・高の実践の中で考える
○国語教育課程の新改定に思う  夏目武子
《文学教育とは何か―小・中・高の場合》
 ○〈1 小学校の場合〉実感ぐるみの文学体験の育成  福田隆義
 ○〈2 高等学校の場合〉真の文学教育の実践をめざして―高校現場での私の苦闘  高田正夫
 ○〈3 中学校の場合〉中学生と文学教育―『山椒大夫』の実践を中心に  尾上文子・村上美津子
○教育課程審議会「教育課程の基準の改善について」を読んで  T.N・T.F・Y.A
○〈座談会〉文教研理論形成史(四)  荒川有史・熊谷 孝・福田隆義・山下 明・(編集部)佐藤嗣男
○〈新刊紹介〉荒川有史著『文学教育論』(三省堂刊)―自主編成への指針と励ましを与える書  (S)
○〈近刊紹介〉文学教育研究者集団編著『文学史の中の井伏鱒二と太宰治』(第25回全国集会の記録)
○〈文教研例会ノート〉『丹下氏邸』前後―『朽助のゐる谷間』を中心に
○須川久著『音楽をすべての子どものために』をめぐる問題に関する資料
○あとがき  (S)

『文学と教育』第100号 (1977.6)   『文学と教育』100号記念特集
○『文学と教育』百号に寄せて―初心忘るべからず  福田隆義
○〈インタビュー〉文学教育運動への道  熊谷 孝/(聞き手)福田隆義・荒川有史・芦部寿江・葛西朱実
○〈資料 1〉文教研略年史
○〈資料 2〉鑑賞主義論争主要文献
○〈資料 3〉小学生文庫(「月刊児童福祉」1950.6)
○〈文学教育運動史資料(1)〉あだ名はモール―カール・マルクスの話  熊谷 孝
○熊谷孝先生著『岐路に立つ国語教育――国語教育時評集』出版に寄せて  荒川有史
○〈新刊紹介〉『岐路に立つ国語教育――国語教育時評集』(編集・発行 文学教育研究者集団)
○〈新刊紹介〉『文学史の中の 井伏鱒二と太宰治』(編集・発行 文学教育研究者集団)
○文学と文学教育と  夏目武子
○『文学と教育』百号の歩み  福田隆義・夏目武子・鈴木益弘
○第26回全国集会―文教研“私の大学”― 案内
《文教研ニュース》
 ○〈例会メモ〉『多甚古村』『遙拝隊長』をめぐる例会  井
 ○「文芸都市」保有の彦根城内舟橋聖一文庫をたずねて―『文学史の中の井伏鱒二と太宰治』後日談  (S)
 ○杉山映子さんを偲ぶ
 ○おわびと訂正をかねて
○あとがき  (S)


  ……夏目前編集長が大変な努力をして、65号から活字化を実現させた。その過労もあって健康を害してしまわれた。その代理をということで、71号からの編集の仕事が私にまわって来た。柄でないのでお断りしたかった。ただ、サークルの一人として、つなぎあった手を離してはいけないと思っただけで、引受けてしまった。仕事のことは何も知らなかった。夏目時代のスタッフの方々に手とり足とりで、頭数だけの編集長である。熊谷先生をはじめ常任委員会の大きな後押しが心強かった。初めの二年は年六回のうち三回が活版で、あとはタイプ・オフセットであった。活版の印刷所は神楽坂の光陽印刷。印刷所の周囲は紙と印刷インクの匂いの満ちた町だった。青少年期に新聞社にいた私には、懐かしさもあったが、新聞社のある有楽町界隈とは違って中小零細の印刷屋の集まる町だった。印刷機の音、製本の裁ちくず、そんなのもが漏れている軒の低い家が、坂や石段の多い曲がった道に並んでいた。日本の本はこんな町で作っているのだと、いささか感傷的な気分で、その頃大学院生であった黒川実氏(夏目時代からの副委員長)と光陽印刷へ通った。……インフレの荒波が、82号で活版印刷を断念させた。くやしかったが、大乗印刷の人々の優れた技術と温かい人柄にほれ込んで、以後タイプ・オフセットで出すことになった。(№100「『文学と教育』百号の歩み」より 鈴木益弘記)

『文学と教育』第101号 (1977.8)   井伏鱒二と太宰治―戦中から戦後へ 第26回文教研全国集会特集
○再度<文学史を教師の手に>  福田隆義
第26回文教研全国集会特集 井伏鱒二と太宰治―戦中から戦後へ
 ○〈基調講演〉文学の創造と文学教育―テスト体制下の国語教育と文学教育  熊谷 孝
 ○初期の井伏作品(資料)―『炭鉱地帯病院』までを中心に  高沢健三
 ○『追剥の話』の人間群像―庶民の中の戦中・戦後  尾上文子
 ○『山峡風物誌』に見る戦争の告発  奥津志津子
 ○『遙拝隊長』の印象の追跡のために  黒川 実
 ○井伏鱒二訳『ドリトル先生アフリカ行き』  佐伯昭定
 ○井伏文学の教材化―小・中学校の場合  福田隆義
 ○私たちは太宰文学にどうアプローチしてきたか  佐藤嗣男
 ○『富岳百景』の読みの前提  荒川有史
 ○太宰文学に関する論文(『文学と教育』掲載)一覧
 ○井伏文学に関する論文(『文学と教育』掲載)一覧
○〈文学教育運動史資料(2)〉作家と教師との交流の場を  熊谷 孝
○『文学と教育』100号の訂正
○あとがき  (S)
○カット  上田 朱

『文学と教育』第102号 (1977.11)   井伏鱒二と太宰治―戦中から戦後へ 第26回文教研全国集会総括(一)
○このごろ思うこと  鈴木益弘
第26回文教研全国集会総括(一) 井伏鱒二と太宰治―戦中から戦後へ
 ○「今次集会の課題と構成」の報告を終えて  高田正夫
 ○〈特別報告〉太宰文学の総決算としての『如是我聞』  山下 明
 ○〈ゼミナール〉『富岳百景』の総合読み
    ・PART 1 美醜あわせもった富士の姿      文責 鈴木益弘
    ・PART 2 “富士には月見草がよく似合う”    文責 荒川有史
    ・PART 3 <待つ>精神に支えられた文学   文責 佐藤嗣男
 ○全国集会参加者の声
○〈談話記録〉ジャンル論(一)―文教研 九月定例研究会への提案  熊谷 孝
○1977年(9月~12月)第一期の研究計画  研究企画部
○寒川道夫先生のご逝去をいたむ
《読者からの便り》
 ○荒川有史氏の「文学教育論の課題」(「日本文学」1977.10)を読む  (S)
 ○熊谷孝著『岐路に立つ国語教育』を読んで  小関敏子
 ○『文学史の中の井伏鱒二と太宰治』に思う  小松規美子
○あとがき  (S)

『文学と教育』第103号 (1978.2)   井伏鱒二と太宰治―戦中から戦後へ 第26回文教研全国集会総括(二)
○改訂「学習指導要領」批判の質を問う  福田隆義
第26回文教研全国集会総括(二) 井伏鱒二と太宰治―戦中から戦後へ
 ○〈特別報告〉『多甚甚古村』の世界  夏目武子
 ○〈ゼミナール〉『遙拝隊長』の印象の追跡
    ・第一パート 狂える悠一の姿           文責 山下 明
    ・第二パート 戦争による人間疎外         文責 黒川 実
    ・第三パート “こうち”の論理             文責 夏目武子
    ・総   括  現在につながる戦争の告発    文責 黒川 実
○〈対談〉長篇小説とは何か  熊谷孝・夏目武子
《例会報告―ジャンル論へのアプローチ》
 ○太宰治の随想  荒川有史
 ○井伏鱒二の随想  高田正夫
 ○詩文学と散文文学―「かきつばた」(井伏鱒二)・「戦場」(花森安治)をめぐって  井筒 満
○あとがき  (S)

『文学と教育』第104号 (1978.5)   ジャンル論へのアプローチ(2)
○文学教育と教師の鑑賞体験  夏目武子
○〈対談〉小説とは何か  熊谷孝・佐藤嗣男
○〈春季合宿研究会総括〉『かるさん屋敷』『安土セミナリオ』の総合読み  荒川有史
○〈例会報告〉長編小説『津軽』の総合読み  村上美津子
○『遙拝隊長』を教室にもち込んで  佐藤嗣男
○〈第27回文教研全国集会日程〉<統一テーマ>文学史の中の井伏鱒二と太宰治―長編小説をどう読むか
○謝罪広告までの経過―須川久著『音楽をすべての子どものために』の剽窃問題
○〈近刊予告〉熊谷孝著『井伏鱒二―講演と対談』―鳩の森書房、七月下旬刊行予定
○あとがき  (S)

『文学と教育』第105号 (1978.8)   文学史の中の井伏鱒二と太宰治―長編小説をどう読むか
○文教研二〇周年に思う  福田隆義
《第27回全国集会 レジュメ特集》
 ○長編小説へのアプローチ―太宰治『津軽』論のために  佐藤嗣男
 ○『津軽』論ノート―「序編」を中心に  山下 明
 ○『かるさん屋敷』改稿・その他  荒川有史
 ○〈講演「井伏文学の成立と展開」・資料〉『開墾村の与作』(冒頭)  熊谷 孝
○〈まんぴつ〉井伏さんに叱られそうな話―井伏鱒二氏の生家訪問記  熊谷 孝
○文教研年間テーマ一覧(1977年9月~1978年7月)  研究企画部
○〈私の教室〉自主編成にふみきって―小学校高学年の教材  篠崎君子
○〈私の教室〉私の教材体系―中学一年生の場合  高木春枝
○再考“文学教育とは”―『大きなかぶ』を例として  福田隆義
○『あたたかい右の手』と『空気がなくなる日』―“わかる”ということ  佐伯昭定
○第27回全国集会<文教研 私の大学>プログラム 「文学史の中の井伏鱒二と太宰治―長編小説をどう読むか」
○太宰文学略年表(折込み)  文学教育研究者集団年表作製グループ編
○あとがき  (S)

『文学と教育』第106号 (1978.11)   特集 第27回全国集会の記録―『かるさん屋敷』と『安土セミナリオ』
○〈メッセージ〉全国の教師へ  夏目武子
《第27回全国集会・ゼミナールの記録―『かるさん屋敷』『安土セミナリオ』》
 ○長編小説にどうアプローチするか―『かるさん屋敷』(井伏鱒二)を事例に  荒川有史
 ○作品世界のダイジェスト・そのプロットと構成  文責 佐藤嗣男
 ○〈パネル・ディスカッション〉『かるさん屋敷』
       (司会者)芝崎文仁・橋本伸弥 (パネラー)熊谷 孝・高田正夫・井筒 満
       (分散会報告者)山上英男・高木春枝・小松規美子・木内ときえ
 ○〈ゼミナールの総括にかえて〉『かるさん屋敷』の信長と次郎作  山下明
 ○〈講演記録〉“人間として面白味のある人間”ということ―文学と教育の問題として  熊谷 孝
○井伏鱒二氏からの手紙
○熊谷孝著『井伏鱒二』を読む  森田・高田・沼田・内貴・井筒・荒川・奥津・夏目・村上・福田・伊藤・篠崎
○〈神教協報告〉『一寸法師』をめぐって  芝崎文仁
○1978年(9月~12月)第一期研究計画  研究企画部
○〈私の教室〉『太陽は四角!』をどう読んだか―高校での実践から  樋口正規
○編集後記  (S)

『文学と教育』第107号 (1979.2)   特集 文学教育とは何か―作品把握と授業過程の再検討 
○〈巻頭言〉署名のある教育を  福田隆義
○森鴎外と“あそび”の精神―『あそび』『阿部一族』を中心に  熊谷 孝
○『鶏肋集』と『半生記』について―井伏鱒二のメンタリティー  高田正夫
○熊谷先生の音大講演を聞く「日本近代文学における異端の系譜」  (レポーター)内貴和子
《特集 文学教育とは何か―教材化と授業過程の再検討》
 ○『あたたかい右の手』の作品把握と教材化―教師自身のメンタリティーを問いながら  篠崎君子
 ○〈私の教室 1〉『人間の歴史』―一つの教材化事例  福田隆義
 ○〈私の教室 2〉古典との対話  夏目武子
 ○〈私の教室 3〉一つの証言  荒川有史
○〈’78年11月例会報告〉『開墾村の与作』の総合読み―その後の井伏文学の二つの可能性  田中順子・佐藤嗣男
○〈文教研近況コーナー〉冬季合宿・月例研究会・会員の執筆活動
○編集後記  (S)

『文学と教育』第108号 (1979.5)  特集 森鴎外の歴史小説 ①
○〈巻頭言〉“教材は教師の武器”  佐伯昭定
○井伏鱒二『増富の渓谷』補説―初出稿の表現がサジェストするもの  熊谷 孝
○文学と文学教育と  夏目武子
○〈近刊予告・紹介〉『太宰治―「右大臣実朝」試論』(鳩の森書房発行)
○〈私の教室〉定時制での文学教育  橋本伸弥
○〈私の教室〉O君のこと  鈴木哲夫
○〈私の教室〉民話の教材化  宮沢 薫
《特集 森鴎外の歴史小説 ①》
 ○『護持院原の敵討』の総合読み  荒川有史
 ○〈二月第一例会報告〉『佐橋甚五郎』メモ―個人的中間総括として  樋口正規
○〈六月第一例会 討議資料〉「大川の水」小論―白秋的世界との同質性と異質性  佐藤嗣男
○編集後記  (S)
  
『文学と教育』第109号 (1979.8)   第28回全国集会特集 森鴎外の歴史小説
○〈巻頭言〉第28回全国集会をむかえるにあたって  福田隆義
《森鴎外の歴史小説―『阿部一族』「山椒大夫』を中心に》
 ○〈報告レジュメ 1〉鴎外の、歴史小説の方法意識―『歴史其儘と歴史離れ』をめぐって  山下 明
 ○〈報告レジュメ 2〉『阿部一族』メモ  佐藤嗣男
 ○〈基調講演 レジュメ〉私の太宰治論―鴎外につながる一つの文学系譜  熊谷 孝
○〈シリーズ 鴎外の歴史小説 ②〉『最後の一句』  夏目武子
○文学教育理論史の素描―浜本純逸著『戦後文学教育方法論史』に寄せて  荒川有史
○〈私の教室=小学校〉自主編成への試み―一年生の場合  福田隆義
○〈私の教室=中学校〉生徒の“感動”  村上美津子
○〈私の教室=高 校〉『一寸法師』―古典入門  鈴木益弘
○〈私の教室=高 校〉新人教師奮戦記  井筒 満
○熊谷孝著『太宰治―「右大臣実朝」試論』を読む  高田正夫
○文教研私の大学第28回全国集会 森鴎外の歴史小説―『阿部一族』「山椒大夫』を中心に  研究企画部
○編集後記  (S)

『文学と教育』第110号 (1979.11)  第28回全国集会の記録 森鴎外の歴史小説―文学史を教師の手に
○〈巻頭言〉「理論的な克服」をこそ  福田隆義
《特集 第28回全国集会の記録①》
 ○熊谷孝先生の〈基調講演〉「私の太宰治論―鴎外につながる一つの文学系譜」をお聞きして  荒川有史
《特集 第28回全国集会の記録②―〈ゼミナール〉『阿部一族』の印象の追跡》
 ○作品表現の場面規定  高沢健三
 ○『阿部一族』の総合読み
    ・(1)細川忠利のメンタリティー  高田正夫・内貴和子
    ・(2)〈シンポジウム〉殉死者群像  夏目武子・奥津志津子・森田高志
    ・(3)官僚的人間像=林外記  樋口正規・高木春枝・橋本伸弥
    ・(4)先代勢力圏の人々  夏目武子・川浦節子・篠崎君子
    ・(5)軽輩者のマルチリウム  木内ときえ
 ○総括にかえて  佐藤嗣男
 ○声(集会によせて)  野口貴年
《特集 第28回全国集会の記録③―『山椒大夫』の作品把握と教材化の視点》
 ○『山椒大夫』の方法と主題的発想  山下 明
 ○『山椒大夫』―教材化の視点  村上美津子
○第14回神教協 研究集会―国語分科会レポート  橋本伸弥
○〈私の教室=中学校〉芥川竜之介語録―文学教育のありかたについて考える視点から  (編・解説)熊谷 孝
○1979年(9月~12月)第一期例会研究計画  研究企画部
○編集後記  (S)

『文学と教育』第111号 (1980.2)   特集 文学教育の原理と方法
○〈巻頭言〉内容と形式  夏目武子
《特集 文学教育の原理と方法》
 ○対話のできる人間を育てること  佐藤嗣男
 ○民話の教材化―『笠地蔵』(小二)を事例に  福田隆義
 ○〈授業報告〉『山椒大夫』―明星学園中学校の場合  佐伯昭定
○訳稿『小説総論』(二葉亭四迷) 付、解説  熊谷 孝
《例会報告》
 ○『小説神髄』と『小説総論』  井筒 満
 ○芥川龍之介の文芸認識論―『文芸一般論』『文芸鑑賞』  芝崎文仁
○1980年(1月~3月)第二期例会研究計画  研究企画部
○編集後記  (S)

『文学と教育』第112号 (1980.5)   特集 北村透谷
○〈巻頭言〉文教研の初心  荒川有史
《特集 北村透谷》
 ○〈対談〉透谷文学の成立(一)―『厭世詩家と女性』前後  熊谷 孝・佐藤嗣男
 ○想世界の確立―『厭世詩家と女性』論ノート  山下 明
 ○『人生に相渉るとは何の謂ぞ』について  高沢健三
 ○『明治文学管見』  夏目武子
 ○『内部生命論』  井筒 満
 ○透谷へのアプローチ―例会とが祝を振り返って  佐藤嗣男
《例会報告》
 ○『藤村童話』の教材化  宮沢 薫
 ○ジャンル論と教材化の視点―奈良本辰也『詩仙堂の庭―個性と教養の問題』  鈴木益弘
○〈私の教室=中学校〉初めての『山椒大夫』  森田美香子
○第29次日教組全国教研を傍聴して  黒川 実
○第29回 文教研全国集会への案内  研究企画部
○1980年(4月~8月)第三期例会研究計画  研究企画部
○雑記帳
○編集後記  (S)


第113号~第122号 タイプ オフセット印刷(A5判・平綴・白表紙)時代
『文学と教育』第113号 (1980.8)   第29回全国集会報告レジュメ特集号
○〈巻頭言〉第29回全国集会に期対する  福田隆義
《特集 全国集会報告レジュメ 第1部》
 ○文学史の中の文芸認識論―視点と展望  山下 明
 ○〈特別報告レジュメ (1)〉『小説神髄』ノート  樋口正規
 ○〈特別報告レジュメ (2)〉『小説総論』―訳稿をベースとして  芦部寿江
 ○〈特別報告レジュメ (3)〉没理想論争―逍遙・鴎外の立脚点を中心に  高沢健三
 ○〈芥川の文学論の位置 (1)〉『侏儒の言葉』他  高田正夫
 ○〈芥川の文学論の位置 (2)〉『文芸一般論』―その再評価と課題  井筒 満
 ○〈芥川の文学論の位置 (3)〉『文芸一般論』―文学精神にみちた評論  内貴和子
○『大導寺信輔の半生』のば面規定―芥川世代の精神形成の軌跡  佐藤嗣男
○文学の授業―その創造と変革への道すじ  熊谷 孝
《特集 全国集会報告レジュメ 第2部》
 ○ジャンル論と授業の視点―教材化の面から  荒川有史
 ○羽田庄兵衛の発見―『高瀬舟』(鴎外)へのアプローチ  村上美津子
 ○梅が香の巻―作品把握の前提条件  夏目武子
 ○『戦場』(花森安治)に思う―戦争体験のつかみなおし  芝崎文仁
○〈付録〉第29回全国集会テキスト抄
    ・詩仙堂の庭 個性と教養の問題  奈良本辰也
    ・かさじぞう  瀬田貞二 再話
    ・藤村の童話/藤村詩集序  島崎藤村
    ・梅が香の巻(『炭俵』より)
    ・戦場  花森安治
    ・テキスト抄 解題 
○長崎行  荒川有史
○〈論文紹介〉高田正夫「国語教育としての文学教育について」
○編集後記  (S)

『文学と教育』第114号 (1980.11)   第29回全国集会総括 その一
○〈巻頭言〉近代文学史の書きかえを―70年代の回顧と展望  福田隆義
○北村透谷と「中央学術雑誌」―リアリズム志向のロマンティシズム文学への道すじ  佐藤嗣男
○文学的イデオロギーとしての前衛の視点とは何か―蔵原惟人「現代日本文学と無産階級」に即して  佐藤嗣男
○通俗文学と純文学と  熊谷 孝 (再録)
○1980年度例会研究企画  研究企画部
○〈私の教室=小学校〉『かさじぞう』―私の授業モデル  宮沢 薫
○〈私の教室=中学校〉『高瀬舟』私の授業モデル  尾上文子
《第29回全国集会総括 その一》
 ○ジャンル論と授業の視点―教材化の面から  荒川有史
 ○随想「詩仙堂の庭」(奈良本辰也)の教材化  山下 明
 ○〈座談会〉逍遙・四迷・鴎外―近代認識論史の始発点  (司会)佐藤嗣男・芦部寿江・高沢健三・樋口正規
○〈ひととき〉井伏文学研究二題
○文学講座へのお誘い
○編集後記  (S)

『文学と教育』第115号 (1981.2)   小特集 北村透谷
○〈巻頭言〉教室・職場・集団―沈黙からの解放  荒川有史
○〈アピール〉今こそ文学教育を!―校内暴力・非行化問題は生活指導だけでは対応できない  福田隆義
《第29回全国集会総括 その二》
 ○第29回全国集会総括  荒川有史
 ○『大導寺信輔の半生』その後―透谷をくぐることで見えてきたもの  佐藤嗣男
《小特集 北村透谷》
 ○透谷文学研究の方法的視点を求めて  夏目武子
 ○透谷文学の地下水とその源泉―明治二三年段階の評論  山上英男
 ○『厭世詩家と女性』以後―「粋」と「恋愛」と  井筒 満
 ○『楚囚之詩』  樋口正規
 ○世代形成過程の透谷  高田正夫
○〈座談会〉西鶴の発見  (司会)佐藤嗣男・熊谷 孝・荒川有史・夏目武子
○〈私の教室=小学校中学年の場合〉『皇帝の新しい着物』を中心に  川浦節子
○井伏文学、初期の相貌―資料「散文芸術と誤れる近代性」を中心に  佐藤嗣男 (再録)
○〈付・資料〉井伏鱒二 初期著作一覧 
○編集後記  (S)

『文学と教育』第116号 (1981.5)   小特集 文学教育を考える
○〈巻頭言〉教室に土足で踏み込むものは何物だ!  山下 明
《小特集 文学教育を考える》
 ○文学教育の今日的課題―“安保”世代からの発言  夏目武子
 ○アメル先生は、はたして“他人の言葉を強制する加害者”だったのか―蓮實重彦氏の『最後の授業』否定論への疑問  佐藤嗣男
 ○“国語教育としての文学教育”から“文体づくりの国語教育”へ  熊谷 孝 (再録)
○西鶴文学の課題  荒川有史
○〈私の教室=中小学〉『藤村の童話』―失敗した教材化  奥津志津子
○文教研・私の大学/第30回全国集会 案内

『文学と教育』第117号 (1981.8)   第30回全国集会報告レジュメ号
○〈巻頭言〉第30回全国集会を迎えるにあたって―今こそ文学教育を  福田隆義
○〈談話記録〉芭蕉文学への視角  熊谷 孝
《第30回全国集会報告レジュメ》
 ○〈基調報告〉文学史の中の近世と近代―その接点  荒川有史
 ○透谷的世代の文学的課題―異端の文学系譜の中で  高澤健三
 ○〈特別報告 一〉「『伽羅枕』及び『新葉末集』」ノート  森山昌枝
 ○〈特別報告 二〉透谷と西鶴―「『油地獄』を読む」と「『歌念仏』を読みて」を中心に  芦部寿江
 ○〈特別報告 三〉“精神の自由”の追求―『明治文学管見』(明治26年)について  芝崎文仁
 ○〈教育現場から 一〉藤村詩の発見―闘う透谷の継承  田中順子
 ○〈教育現場から 二〉『藤村の童話』の再発見  宮沢 薫
 ○〈教育現場から 三〉民話の教材化をめぐって―東京⇔広島、往復書簡  福田隆義・中野斉子
 ○〈ゼミナール『護持院原の敵討』 特別報告〉<冬の時代>の鴎外文学―『護持院原の敵討』の場面規定のために  佐藤嗣男
○〈付録〉第30回全国集会テキスト抄
    ・『藤村詩抄』より
    ・西鶴抄
○〈綴じ込み付録〉第30回全国集会プログラム 「文学史の中の近世と近代―その接点について考える」
○〈声明〉“偏向教科書キャンペーン”に抗して―自主編成の発想に立つ持続的・日常的な教育活動を  文学教育研究者集団常任委員会
○〈目〉『羅生門』の推移稿
○あとがき  (S)

『文学と教育』第118号 (1981.11)   第30回全国集会の記録 
○〈巻頭言〉今われわれに求められているも  福田隆義
○文学が文学でなくなる時―吉行理恵『小さな貴婦人』論  佐藤嗣男
《第30回全国集会の記録》
 ○異端の文学の系譜―透谷をくぐることで見えてきたもの  高田正夫
 ○西鶴『万の文反古』の現実像・人間像―「代筆は浮世の闇」に即して  井筒 満
 ○〈ゼミナール〉『護持院原の敵討』―『阿部一族』『最後の一句』『高瀬舟』との対比の中で
    ・鴎外の眼に映じた近世的現実の重層性(総括)  夏目武子
    ・第一パート  芦部寿江
    ・第二パート  鈴木益弘
    ・第三パート  樋口正規
    ・第四パート  村上美津子
    ・解体期の人間像を中心に  高田正夫
 ○文学をとおして生きる姿勢を学ぶ―第30回文教研全国集会に初参加して  鈴木律子
○〈私の教室〉『最後の一句』の授業  森田美香子
○1981年度 第一期研究計画―系譜を軸とした文芸認識論の立体化  (研究企画部)山下 明
○〈文教研理論形成史 前史資料〉不可知論と芸術学  熊谷 孝
○〈声明〉教育への不当な介入に抗議する  文学教育研究者集団第三十回全国集会
○〈目〉非文学的国語教育の問題だ!
○〈秋風〉実朝の墓が二つある?  (S)
○新入会員紹介
○編集後記  (S)

  
『文学と教育』第119号 (1982.2)   特集 系譜論を軸とした文芸認識論の主体化
○〈巻頭言〉“文学の眼”と“教養”を  佐伯昭定
《特集 系譜論を軸とした文芸認識論の主体化》
 ○芸術学は美学に非ず―「不可知論と芸術学」  井筒 満
 ○『芸術の論理』の追跡  山上英男
 ○作家論の基本的視点―井伏文学の場合  夏目武子
 ○系譜論を軸とした作家論・作品論―『太宰治―「右大臣実朝」試論』を読む  佐藤嗣男
○文学史一九二九年―中野重治の文学を射程において(一)  荒川有史
○文学を除外しては、国語教育はあり得ない―「文学」国語教育特集号をめぐって  山下 明
○〈検討・討論の資料〉“文学教師の条件”を考えるために  熊谷 孝
    ・資料掲載にあたって  編集部
    Ⅰ 暗い谷間の教師像
    Ⅱ 自主編成の条件と条件づくりについて
    Ⅲ 国語教育とは何か
○〈私の教室=小学校高学年〉『太陽は四角!』の教材化  川浦節子
○〈私の教室=中学校の場合〉『羅生門』の教材化  芝崎文仁
○例会拾遺
○〈目〉芥川龍之介の“教科書闘争”
○編集後記  (S)

『文学と教育』第120号 (1982.5)
○〈巻頭言〉教育への権力介入に抗して  夏目武子
○平和教育としての文学教育―夏の全国集会へ向けて  熊谷 孝
○歴史小説の方法―太宰・井伏・安岡の検討をとおして  佐藤嗣男
○芥川龍之介が少しかわいそう―尾辻克彦『父が消えた』を読む  高田正夫
○文学史一九二九年―中野重治の文学を射程において(その二)  荒川有史
○〈私の教室〉対話精神に満ちた文学―『杜子春』  芦部寿江
○〈私の教室〉『空気がなくなる日』の授業  香川智之
○〈ブック・レビュー〉親父の少年時代・戦争中の暮しの記録・遙拝隊長・人間の歴史  夏目武子 (再録)
○1981年度 第二期・第三期 研究プログラム 文学教師の条件―異端の文学系譜を探る中で  (研究企画部)
○例会拾遺
○第31回全国集会 案内
○〈目〉井伏鱒二雑感―『谷間』の連載中止  佐藤嗣男
○新入会員紹介
○編集後記  (S)

『文学と教育』第121号 (1982.8)   第31回全国集会 レジュメ特集号
○〈巻頭言〉第31回全国集会を迎えるにあたって  福田隆義
○文学教師の条件  熊谷 孝
○〈シンポジウム 提案〉文学教育とは何か  夏目武子
《文学史の方法》
 ○一 『コシャマイン記』(鶴田知也)―文学史一九三六年へのアプローチ  高澤健三
 ○二 『不思議なかみそり』と『鱧の皮』―上司小剣  福田隆義
 ○三 『稲熱病』と『空気がなくなる日』―岩倉政治  樋口正規
 ○四 『空気がなくなる日』―児童文学史の中の位置づけ  尾上文子
 ○五 歴史小説の必然性―太宰治と井伏鱒二に即して  井筒 満
 ○六 メンタリティーの文学としての歴史小説―『右大臣実朝』と『かるさん屋敷』  内貴和子
○『松江印象記』から『雛』へ―芥川文学、その反近代主義の道すじ  佐藤嗣男
○文学史の画期、一九二九年―井伏文学成立の意義  山下 明
○〈私の研究〉叢の文学教師に  佐藤礼子
○〈休憩室〉三人道づれ、広島、京都  (S)
○文教研1982年度 『文学と教育』総目録
○〈綴じ込み付録〉第31回全国集会 プログラム 「文学教師の条件―異端の緒文学系譜を探る中で」
○編集後記  (S)
  
『文学と教育』第122号 (1982.11)   第31回全国集会 総括特集号
○〈巻頭言〉原点にたち返っての自己凝視を  福田隆義
《第31回全国集会 総括 文学教師の条件―異端の文学系譜を探る中で》
 ○〈シンポジウム記録〉文学教育とは何か  文責 夏目武子
 ○〈ゼミⅠ 文学史の方法 1〉文学史一九三六年へのアプローチ―『コシャマイン記』(鶴田知也)と『若い学者』(島木健作)が志向するもの  荒川有史
 ○〈ゼミⅠ 文学史の方法 2〉児童文学もまた“文学”である―『不思議なかみそり』と『空気がなくなる日』の検討  佐伯昭定
 ○〈ブック・レビュー/歴史小説への誘い 1〉太宰治『右大臣実朝』  井筒 満
 ○〈ブック・レビュー/歴史小説への誘い 2〉井伏鱒二『かるさん屋敷』『安土セミナリオ』  内貴和子
 ○〈ゼミⅡ 文学史を教師の手に〉芥川龍之介『雛』をめぐって  高田正夫
 ○〈ゼミⅢ 文学史1929画期説の検討―井伏文学の世界〉
    ・報告要旨 1 “私”に映し出された朽助像  高田正夫
    ・報告要旨 2 『朽助のゐる谷間』に即して  山上英男
    ・報告要旨 3 『夜ふけと梅の花』の位置  内貴和子
    ・報告要旨 4 『炭鉱地帯病院』  奥津志津子
○〈報告記録〉井伏鱒二『川』の世界  報告 熊谷 孝/文責 鈴木益弘
○垣内松三『国語の力』について  山下 明
○〈座談会〉井伏文学のロマンティシズム―全国集会のゼミの総括として  熊谷 孝・他/文責 鈴木益弘
○〈全国集会ア・ラ・カルト〉流行語の誕生・PTAつきの参加・首を覚悟で
○1983年度 第一期研究計画リアリズム概念の究明とつかみ直し  (研究企画部)山下 明
○編集後記  (S)


(Ⅰ) 第1号~第64号(Ⅱ) 第65号~第122号(Ⅲ) 第123号~最新号

◎『文学と教育』(第65号~第221号目次を参照できます→国立情報学研究所電子図書館サービス 
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